南野拓実は新体制では初のスタメン出場 [写真]=Icon Sport via Getty Images
リーグ・アン第9節が25日に行われ、モナコとトゥールーズが対戦した。
モナコは体制3年目を迎えたアドルフ・ヒュッター監督の下でシーズンをスタートさせたものの、今月10日付けで契約解除となり、翌日には当時ユニオン・サン・ジロワーズを率いていたセバスチャン・ポコニョーリ新監督の就任を発表。ここまでリーグ・アンでは4勝2分2敗の成績で7位につけているものの、前体制期間も含めた現在はチャンピオンズリーグ(CL)も含めて公式戦5戦未勝利、4戦連続のドローという状況だ。
今節は、ここまで4勝1分3敗の成績で8位につけ、現在はリーグ・アンで2連勝中のトゥールーズを本拠地『スタッド・ルイ・ドゥ』に迎える。監督交代後の公式戦では2試合続けてベンチスタートだった南野拓実は、今節はスターティングメンバーに入った。
試合はキックオフ直後の3分に動く。モナコは左コーナーキックの跳ね返りを回収したところから、左サイドでフリーになったカスウム・ウワタラがアーリークロスを送ると、中央へ飛び込んだモハメド・サリスがヘディングシュートを叩き込んだ。
幸先良く先手を取ったモナコは、その後もフォラリン・バログンやアンス・ファティらがゴールに迫ったが、追加点は奪えずにハーフタイムに突入。後半へ折り返すと、77分にはモナコが決定機を構築。敵陣右サイドでボールを収めたジョージ・イレニヘナが左足アウトサイドでパスを送ると、内側のスペースを駆け上がったクレパン・ディアタがマイナスへ折り返し、パプ・カブラルがダイレクトでシュートを放ったものの、GKギョーム・レステにセーブされる。こぼれ球が南野の前にこぼれたが、体制が悪いまま相手に寄せられ、足を振ることはできない。ルーズボールに反応したウワタラのシュートは、ポストに嫌われた。
試合はこのままタイムアップ。モナコは試合を通して攻撃を続けながら、結果的には序盤の1点を守り切る形となり、ポコニョーリ監督新体制で初白星を手にした。ポコニョーリ監督新体制では、CLも含めた公式戦で初勝利となっている。南野はフル出場した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト