2015.06.04

日本サッカー発展のカギは「まちクラブ」にあり。


Photo by Yusuke Sasaki

「グラスルーツ」という言葉をご存知だろうか。民衆、草の根とも訳されるこの言葉は、日本サッカーの土台となる“すべての人のサッカー”を意味し、今後の日本サッカーがもっともっと発展していくには、決して外せないキーワードだと私は思っている。そして、その活動の主体となっているのが「まちクラブ」だ。

5/31と6/1の2日間に渡り、京都市内で「第2回まちクラブフォーラム」が開催された。これは全国から約40名のサッカー指導者が集まった勉強会で、フォーラムという名こそ付いているが、子どもの成長を願い、地域と住民のパテ(接着剤)となるべくクラブ力の向上を志す人々がざっくばらんに議論を交わす、ゆるやかな雰囲気の会である。

しかし、そこで話された内容は、かなり濃い。明治から今に至るまでのスポーツ年表を片手に「まちクラブ」の流れを確認するところから始まり、名門・京都精華女子高監督による指導メソッド、成田臨空地区でスポーツシューレ建設を目指す団体のプレゼン、岡田武史氏がオーナーに就任し注目が高まるFC今治のスタッフによる取り組み説明、校庭の芝生化に成功した事例、伝え方のプロによる教育コーチングの実践など、多方面から知見が集まっていたのだ。

佐々木祐介
2004年「サッカーの仕事がしたい」と愛用していた携帯サッカーサイトの編集部にアルバイトで入社。以後、編集、プロモーション、営業とWEB周りの仕事を一通り経験し、2010年に株式会社SEAに転職。JリーグやJクラブのWEBサイトの編集企画、制作ディレクションを務め、現在に至る。
日本サッカー界を支える“グラスルーツ”との出会いは10年前。以降、継続的に現場関係者とコミュニケーションを取り、情報を収集し、実際の指導や運営ノウハウを学びつつ、ITという側面から何かサポートできないか模索の日々を続けている。
サッカーキング・オピニオンとは
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