<<enter caption here>> on November 20, 2013 in Milan, Italy.
モデルやタレント、美女が多いため注目を浴びることも多いセリエAプレーヤーの夫人やパートナーたち。今回は二人のセリエA選手の妻たちが、不満をぶちまけた。

ミラン所属FWジャンパオロ・パッツィーニのシルヴィア夫人は、夫がなかなか試合に出場できないことにとうとうブチ切れたようだ。9試合連続ベンチスタートとなった10月29日のカリアリ戦後、ツイッターで「平均たった3.8分しかプレーさせてもらえないで…。もう、やってられないわ! それだけで何がわかるのよ。誰がそれだけで上手いかどうか言えるのよ。イタリアには能力主義というのは存在しないのね」とフィリッポ・インザーギ監督批判のつぶやきが話題になった。
これに関しては同監督が1日、次のように話し事態を収拾した。「ちょっとした不満をぶちまけただけだった。パッツォがすぐに謝ってきたよ。彼に失望していない。この件はこれで終わりだ」。SNSの普及でこのように名を知られた人々、もしくはその人物に近い人のコメントが注目され、取りざたされることが多くなった。

続いてはジェノアDFルカ・アントニーニのベネデッタ夫人のケースだ。アントニーニがミラン時代の監督は現ユヴェントス監督マッシミリアーノ・アッレグリだった。そのジェノアは第9節でユヴェントスに今季のリーグ戦初黒星を与えた。同夫人は「この勝利は語るものではない。喜び、味わうものよ!」とツイート。ミラン時代にアッレグリ監督がアントニーニの起用をしなかったのを、ずいぶんと恨んでいたようだ。今年1月、アッレグリ監督がミランの指揮官を解任された13日には「ついに私もハッピーな気分になれた! なんて素晴らしいでしょう!」と、清々した気持ちを表していた。

ここまで恨まれる監督にも深い同情を覚えるが、この一連の流れに食いついてきたのが、インザーギ監督とともに未だ独身路線を貫く元イタリア代表のクリスティアン・ヴィエリだった。SNSで「みんな間違っている。あとで説明してやるよ」と入り込んできた。反応したのはパルマ所属のFWアントニオ・カッサーノ夫人であるカロリーナで「いつも芸能人とばかり付き合った人がそう言うんだね。アドバイスなんてしない方がいいんだよ」とバッサリ。タレントと数々の浮名を流したものの結婚していないヴィエリの上から目線を批判した。

ちなみにアッレグリ監督もSNSでは痛い目にあっている。まだミランの監督だった頃、プレイメイトにも選ばれた年下恋人グロリア・パトリツィがユヴェントスの悪口をさんざんSNSに書き込んでいた。この夏、ユヴェントスの監督に就任した際、ユヴェンティーニはこの過去の恨みを忘れておらず、新監督就任に激しく抗議した。あわててパトリツィがコメントを削除したといういきさつがあった。しかし最近、二人は別れたという。今後もますますSNSから湧き出すゴシップが多くなることだろう。