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“気合い”でPK戦を制したOUR TIMESが大阪地区予選突破…「この調子で全国でも勝ちたい」/COPA COCA-COLA 2014

2014.08.27

 8月25日、全国6カ所での予選が行われている「COPA COCA-COLA 2014」の大阪地区予選がJ-GREEN堺で開催された。

 地区予選は7分ハーフ8人制でハーフコートマッチを行い、午前の部と午後の部で1チームずつ優勝チームを決定。中学生であれば、経験者、未経験者問わず参加出来るとあり、午前の部では昨年の地区予選決勝まで進んだ田辺中学サッカー部(京都)、同じサッカー部の1年生で結成されたYOKO-CHU 1 NEN(大阪)など本格的なチームだけでなく、普段はサッカー部と野球部に所属する中学の友だちが集まったセレッソ大東(大阪)などバラエティーに富んだ10チームが参加した。

「昨年も参加しているチームもいる。一年経って成長姿が見られるのが楽しみ。リベンジだけでなく、楽しんだ者勝ちという気持ちも持って欲しい」。大会アンバサダーの元日本代表・北澤豪さんによる宣言で幕を開けた午前の部は5チームに分かれて2ブロックの予選リーグを行った。

 Aリーグを勝ち進んだのは勝ち点で並んだ香芝北中学校サッカー部(奈良)と橋南中学校サッカー部(三重)が最終節で対戦。拮抗した展開が続き、試合は0-0の引き分けで終わり、得失点差で橋南が決勝進出を決めた。セレッソ大東は20失点を喫し全敗で去ったが、唯一の得点シーンではチーム全員で喜びを分かち合ったように、大会を満喫。サッカー初心者の矢野凛太郎選手が大会で最も走った選手に送られるAHL賞を受賞するなど会場を盛り上げた。

 Bリーグの首位となったのはOUR TIMIES(大阪)。中学のサッカーと部員とクラブチームに所属する選手による合同チームながらも、「即席のチームは守備が脆いけど、しっかりしているのが強み」と北澤さんが評したように鉄壁の守備を武器に4連勝でリーグを勝ち抜いた。

 10分ハーフの決勝戦では開始わずか30秒にゴール前に抜け出した景山巧選手の得点でOUR TIMESが先制。1点をリードして前半を終えた。後半に大会得点王となった伊藤亮太選手の得点で同点に追いつかれたが、金川楓選手を中心にしっかり守って追加点を与えず。迎えたPK戦では妹尾悠太選手が2人目のキックを防ぎ、1-1(5PK3)で勝利。「気合いで負けなかったのが勝因だと思う。このままの調子で全国でも勝ちたい」(中井選手)と話した。

 大阪地区代表となったOUR TIMESは9月13日(土)、14日(日)に静岡県・御殿場高原時之栖で行われる「COPA CAMP」に参加する。

COPA COCA-COLA

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●女子チームも参加した横浜地区予選…熱戦を制したピオーズ「まさか優勝できるとは思わなかった」/COPA COCA-COLA 2014

COPA COCA-COLA 2014 大会公式HPはこちら

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