ヒュンメルは、ドイツ・ブンデスリーガ2部のザンクトパウリFCと2014‐2015シーズンよりスポンサー契約を結ぶと発表した。契約期間は2016年6月30日までの2年間。今後トップチームからジュニアチームまで、ユニフォームやトレーニングジャージなど提供していく。
ザンクトパウリFCは1910年に創設されたドイツのハンブルクをホームタウンとするサッカークラブ。まだタイトルを獲得したことは無いにも関わらず、ドイツではバイエルン・ミュンヘンに次ぐ人気を誇るクラブチーム。チームのシンボルでもあるドクロマークのグッズは、地元の観光土産として売り出され、日本のサッカーファンにもおなじみとなっている。また、2006年にはFIFA非加盟国および地域によるサッカー大会「FIFIワイルドカップ」を開催するなど、ユニークな社会貢献活動でも注目を集めている。
ヒュンメルは、ザンクトパウリに提供する新ユニフォームも発表。「地元のヒーロー」をテーマに、襟裏やパンツのウエスト部分にドクロマークが入れられるなど、近くに寄らないと見逃してしまうデザインを施したという。また、ゴールキーパーユニフォームは非常にユニークなカラーの組み合わせになっている。
このユニフォームは、6月20日にザンクトパウリのホームスタジアムで行われたローンチパーティーで選手が着用し、サポーターへ初披露された。伝統と歴史のあるクラブとブランドの取り組みが2014-2015シーズンより本格的にスタートした。