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「もう話すのはやめよう…」スカローニ監督、ACL断裂でW杯欠場決まった若手FWへの想い溢れ感極まる…会見を途中で切り上げ

2026.03.31

教え子を想い感極まったスカローニ監督[写真]=Getty Images

 アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督が、再びの悲劇に見舞われた教え子への想いが溢れ感極まった。アルゼンチンメディア『DSPORTS Argentina』が伝えている。

 中東情勢悪化の影響でスペイン代表とのフィナリッシマが開催中止となり、今回のインターナショナルマッチウィークでは急遽モーリタニア代表、ザンビア代表というアフリカ勢との国際親善試合を戦うことになったアルゼンチン。

 FIFAワールドカップ2026に向けた最終調整で誤算が出た中、さらにチームではFWホアキン・パニチェッリのヒザ前十字靭帯(ACL)断裂による長期離脱およびW杯欠場という悲報が届いた。

 現在23歳の190センチの大型ストライカーは、今季のストラスブールで公式戦39試合20ゴールを記録。この活躍が評価され、昨年11月に行われたアンゴラ代表戦ではアルゼンチンのA代表デビューも飾った。

 現スカッドに欠ける大型のセンターフォワードタイプということもあり、スカローニ監督も貴重なオプションとして今回の代表戦、W杯本大会での活躍も期待していただけに大きな痛手となった。

 そんななか、ザンビア戦に向けた公式会見の場でパニチェッリの長期離脱について質問を受けた指揮官は、自身の感情を抑えることができなかった。

 「本当に辛い。彼と話をした。検査結果が出た後、ホテルで静かに過ごすこともできたはずなのに、彼は我々のところに来てくれた。自ら話したいと言ってくれたんだ。とても感動的だったよ」

 「誰もこんな目に遭うべきではない。特に彼はそうだ。努力家で、我々と一緒にいる権利を勝ち取っていた。彼には『もう一度チャンスがある』と伝えたし、『諦めずに努力を続けろ』と言った。彼はすでに同じケガ(2024年に逆の前十字靭帯を断裂)をしているのだから…」

 さらに、「彼は練習も順調だったし、その熱意は周りに伝染するほどだった」と23歳FWに対する溢れる想いを言葉にしてきたスカローニ監督だったが、最後は涙を浮かべながら急遽席を立ち「もう話すのはやめよう…」と記者会見場を後にした。

By サッカーキング編集部

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