自らの引退時期について語ったリオネル・メッシ [写真]=Getty Images
インテル・マイアミ所属アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのインタビューが27日、サウジアラビアメディアMBCによる『ビッグ・タイム・ポッドキャスト』で配信され、メッシが自らの引退時期に対する考えなどを語った。
現在36歳のメッシはまだ果たしていない夢について問われると「スポーツ面について言うと、幸運にも自分は実現したいと思っていた夢を全て達成できた。そして、プロサッカー選手としてだけでなく、一人の人間としても家族や友人など神様から多くを与えられたと思う。与えられたものを楽しもうと心掛けているし、今のところ本当に恵まれているよ」と答え、サッカー選手、そして個人としても達成感を持って生きていると語った。
またメッシはキャリアを終える時期について「圧倒的なプレーを見せられない時や、楽しんだり仲間を助けられたりできていないと感じられる時かもしれない。自分は自分を厳しく評価する方だし、自分自身が良いか悪いか、自分が良いプレーをしているか悪いプレーをしているか自分でもわかるんだ」と自分を冷静に見ながら決断を下すつもりであると明かした。
そのうえでメッシは「次のステップに進む時が来たと感じたら、年齢など考えずに決断をすると思う。けど、もしも自分が良い状態だと感じられれば競争の世界に身を置き続けるよ。だって、それが好きなことだし、やりたいことでもあるからね」と語り、自らの引退時期に対する考えを語った。
さらに続けて、メッシは「今のところは引退を考えていない。今日この時点では毎日を楽しもうと心がけている。現時点では、それ以外のことは考えていない。引退について明確な考えはないし、もう少しプレーを、そして自分の好きなことを続けられればいいなと思っているんだ。そして『その時』が来たら、自分を満たし、自分が好きになれる新しい役割に出会えると思う」と話し、現時点では引退を考えていないことを説明しつつ、引退する自分のことも考え始めているという自らの心境を説明した。
By サッカーキング編集部
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