脅迫を受けたアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア [写真]=Getty Images
26日、アルゼンチンメディアの『オレ』がベンフィカ所属アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアに対する脅迫状が同選手の家族に届き、同国で治安大臣を務めるパトリシア・ブルリッチ氏が見解を示したと報じた。
ディ・マリアはアルゼンチンのロサリオ市を本拠地とするロサリオ・セントラルの下部組織を経て同クラブのトップチームで2005年にプロデビュー。2007年にベンフィカに移籍しヨーロッパに戦いの舞台を移すと、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)、ユヴェントスなど名門クラブで実績を重ねたあと、今シーズンからベンフィカに復帰し、これまで公式戦39試合に出場し15ゴール11アシストを記録している。
そんなディ・マリアに対して、アルゼンチンでは古巣のロサリオ・セントラルでキャリアを締めくくることを期待する声が大きく、ディ・マリア本人も最近、アルゼンチンメディアに対し古巣への復帰願望を口にしていた。
現在ロサリオ市では治安悪化が大きな問題となっているが、ディ・マリアは、「ロサリオ・セントラルに戻るのは夢だし、いつだってそう言うよ。ロサリオで起こっていること(悪いニュース)を見ているし、自分の家族も影響も受けている。両親も姉妹もそこに住んでいる。だから、色々と悩むこともあるけれど、古巣復帰への情熱と希望はいつだってある」と語り、自らを育ててくれたクラブに戻りたいと強調していた。
しかしそんななか、25日早朝にロサリオ市の治安の良いエリアにあるディ・マリアの両親が住む家に脅迫状が届けられた。そこには、「あんたの息子に『戻ってくるな』と伝えるんだ。戻ってくるなら、家族が死の恐怖に直面するぞ。州知事でさえも、あんたたちを助けることはできないだろう。俺たちは紙をまき散らすだけじゃないからな。銃弾と死体が投げ込まれるだろう」と書かれていた。
この脅迫状に関し、ブルリッチ治安大臣は「ディ・マリアがロサリオ・セントラルへの復帰を示唆したことを考えると、サポーター間の抗争が本件に関係していると考えている」と見解を示した。
ロサリオ市は、インテル・マイアミ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの古巣であるニューウェルズ・オールドボーイズの本拠地でもあり、ロサリオ・セントラルとニューウェルズは強いライバル関係にある。ブルリッチ大臣は、ニューウェルズのサポーターが脅迫状を送った可能性を示唆したが、本件はディ・マリアの去就に影響するのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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