2017.03.21

W杯予選で誤審の主審に生涯活動禁止の厳罰…「試合への不当な影響」

ジョセフ・ランプティ
厳罰処分が科されたランプティ主審(左) [写真]=Joern Pollex - FIFA/FIFA via Getty Images
サッカー総合情報サイト

 FIFA(国際サッカー連盟)は20日、ガーナ人のジョセフ・オダルテイ・ランプティ主審に「生涯活動禁止」という厳罰処分を科した。イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 問題となったのは、昨年11月12日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アフリカ予選のグループD、南アフリカとセネガルの一戦。ホームの南アフリカが2-1で勝利したが、南アフリカの先制点となったPKの判定が物議を醸していた。

 前半41分、ランプティ主審はペナルティエリア内でのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリのハンドを指摘し、南アフリカにPKのチャンスを与える。しかしボールは明らかに手ではなくクリバリの足に当たっており、セネガルの選手たちは強く抗議。結局抗議は聞き入れられず、先制に成功した南アフリカが前半のうちに追加点を奪うと、セネガルは後半に1点を返すにとどまった。この結果、セネガルはグループ3位に後退。一方の南アフリカは首位のブルキナファソと勝ち点で並び、得失点差で2位となった。

 FIFAは声明の中で、規律委員会がランプティ主審に対し、国内外を問わず生涯あらゆる試合の審判を行うことを禁止すると発表。「試合結果への不当な影響」を禁止する条項に違反するとしている。

 なお、ランプティ氏は処分を不服とする場合、スポーツ仲裁裁判所に提訴することができる。

 昨年3月にもFIFAは、2010年に南アフリカで行われた国際親善試合について倫理規定違反があったとして、同国のサッカー協会の元役員3人に一定期間の活動停止や罰金の処分を下している。

 

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