準決勝で主審を務めたバートン氏[写真]=Getty Images
フランス代表のディディエ・デシャン監督が、FIFAワールドカップ2026の準決勝敗退後に主審への不満を口にした。フランスメディア『RMC』が伝えた。
現地時間14日、FIFAワールドカップ2026の準決勝が行われ、フランス代表はスペイン代表と対戦した。3大会連続の決勝進出を目指したフランスと、優勝した2010年の南アフリカ大会以来の決勝進出を目指すスペイン。今大会圧倒的な攻撃力を見せつけてきたフランスと、わずか1失点しかしていないスペインという、矛・盾対決が注目を集めた。
しかし、試合は予想外の展開に。スペインはフランスの攻撃陣を完璧に封じ込めると、2ー0で勝利。優勝大本命のフランスを退け、16年ぶりの決勝進出を決めた。
3大会連続の決勝進出を逃したフランスのデシャン監督は、試合後のインタビューで「選手たちは打ちひしがれている」とコメント。「ただ、冷静に考えなければならない。我々は技術的に劣っていた。我々の責任だ」と、スペインに力負けしたことを認めた。
ただ、この日の主審の判定について不満も口にしている。この試合を担当した主審は、今大会の日本代表vsスウェーデン代表も担当したエルサルバドル人審判員のイバン・バートン氏。中村敬斗のソックスを指摘してピッチの外に出すなどして話題を呼んでいた人物だ。
「1つ質問させてもらいたい。審判は準決勝の審判を務めるに相応しいレベルだったのだろうか」と疑問を投げかける形に。それでも、「それについては答えられない。いくつか問題のある場面があったが、主な理由は、我々のプレーが単純に基準を下回っていたことだ。技術的なミスや、チャンスにつながるはずだったパスミスもあった」と、ミスも影響したと振り返り、「たとえ悔しい思いをしたとしても、これは最高レベルの試合だ。我々は3位決定戦に臨む。これまでの努力を全て否定するつもりはないが、この試合ではスペインが何か特別なものを見せてくれた」と、スペインの出来が非常に良かったと、敗戦を認めた。
また、大手放送局『beIN SPORTS』のインタビューでも主審について言及。「負けたことで、私が何かを言えば泣き言を言っているように聞こえるだろう。ただ、皆さんに問いたいのは、この審判は準決勝の審判を務める資格があるのかということだ。PKの判定もあったが、それだけではない。他のあらゆる問題に加え、このような判定が下された。今夜の審判に恨みはないが、皆さん自身に問いかけてみてほしい」と、主審の力量を疑問視した。
今大会を最後にフランス代表監督を退任するデシャン監督。決勝ではなく3位決定戦が最後の指揮となるが、今大会見せてきた戦いぶりを取り戻せるか注目が集まる。
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By サッカーキング編集部
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