延長前半に逆転弾を叩き込んだベリンガム [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ2026・準々決勝が11日に行われ、ノルウェー代表とイングランド代表が対戦した。
28年ぶりのワールドカップを戦うノルウェーはグループIを2勝1敗の2位で通過すると、決勝トーナメント初戦ではコートジボワール代表を撃破。ラウンド16では最多5度の優勝を誇る“王国”ブラジルを破り、史上初のベスト8進出を果たした。対して、60年ぶりの優勝を目指すイングランドはグループLを2勝1分で首位通過し、ラウンド32ではコンゴ民主共和国代表に勝利。要塞『アステカ・スタジアム』に乗り込んだラウンド16では数的不利に陥りながらも、開催国メキシコ代表に競り勝っている。
アーリング・ハーランドとハリー・ケインのストライカー対決にも注目が集まった一戦は、イングランドがボールを保持し、ノルウェーがミドルブロックで構える構図となる。スコアが動いたのは36分。敵陣内でパトリック・ベルグがケインからボールを奪い、マルティン・ウーデゴーアを経由してボックス左角付近のアンドレアス・シェルデルップにボールが渡ると、縦方向への突破から左足で逆サイドネットを揺らす衝撃的なゴラッソを叩き込んだ。
攻めあぐねる中でビハインドを負ったイングランドだが、45+2分に試合を振り出しに戻す。相手ゴールキックを回収したところからアンソニー・ゴードンが左に開いて起点を作り、中央へのラストパスを受けたジュード・ベリンガムが巧みなドリブルからゴール右下へ流し込んだ。その直後には見事な中央の崩しからケインがネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められず、前半は1-1で終了する。
後半立ち上がりの55分、ウーデゴーアの右CKからゴール前で混戦が生まれ、最後はトールビョルン・ヘッゲムがネットを揺らす。ノルウェー勝ち越しかと思われたが、ハーランドにプッシングの反則があったとしてゴールは取り消された。76分には再びノルウェーがCKからチャンスを迎えるが、クリストフェル・アイェルのシュートはクロスバー直撃。対するイングランドはチャンスに乏しい後半となり、試合は1-1で延長戦に突入する。
延長開始早々の93分、モーガン・ロジャーズがボックス手前から強烈なミドルシュートを放つと、GKエルヤン・ニーランが痛恨のファンブル。こぼれ球にいち早く反応したベリンガムがネットを揺らし、イングランドが逆転に成功する。ノルウェーは体の重いハーランドを下げて反撃を試みるが、最後までネットを揺らすことはできず、試合は1-2で終了。イングランドが2大会ぶりのベスト4進出を果たした。
現地時間15日に行われる準決勝ではアルゼンチン代表vsスイス代表の勝者と対戦する。
【得点者】
1-0 36分 アンドレアス・シェルデルップ(ノルウェー代表)
1-1 45+2分 ジュード・ベリンガム(イングランド代表)
1-2 93分 ジュード・ベリンガム(イングランド代表)
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By サッカーキング編集部
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