こじ開けたのはフランス代表のエース! [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ2026・ラウンド16が現地時間4日に行われ、パラグアイ代表とフランス代表が対戦した。
PK戦の末に日本代表を破り、歴代最高位のベスト8に入った南アフリカ大会以来、4大会ぶりにワールドカップの舞台に帰還したパラグアイ代表。今大会はグループDに組み込まれ、アメリカ代表、オーストラリア代表に次ぐ3位に入ると、勝ち点「4」を積み上げて決勝トーナメントへ進出。ラウンド32では、PK戦にまでもつれ込む激闘の末に、強豪のドイツ代表を撃破し、ラウンド16まで辿り着いた。
対するフランス代表は、セネガル代表、イラク代表、ノルウェー代表と同居したグループIの戦いを3戦全勝で終え、ラウンド32ではスウェーデン代表を3-0と粉砕。優勝候補としてここまで付け入る隙がないほどの戦いを見せており、優勝したロシア大会、惜しくも準優勝となったカタール大会に続いて、ワールドカップの舞台でその強さを見せつけている。
そんな両者によるゲームは、序盤からパラグアイ代表の守備がきっちりと機能し、前半のハイドレーションブレイクまでは決定機らしいシーンは皆無のまま進む。33分にはブロックの手前からアドリアン・ラビオが左足を振り抜くも、ミドルシュートは枠を捉えきれず。フランス代表は以降もシュートまで持ち込むシーンこそあれど、狡猾さも持ち合わせるパラグアイ代表の前に攻めあぐねる時間が続き、前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると立ち上がりの51分、GKマイク・メニャンのスピーディなパントキックを起点に、フランス代表がカウンターを繰り出し、キリアン・エンバペがスペースへ抜け出すも、フアン・ホセ・カセレスのカバーによって自由にシュートまでは持ち込めない。54分にはペナルティエリア手前左よりの位置から、マヌ・コネがミドルシュートを放ったが、GKオルランド・ヒルの好セーブに阻まれる。
前半同様、フランス代表は後半に入ってもパラグアイ代表のゴールをこじ開けられない展開が続いたが、61分よりブラッドリー・バルコラに代わって途中出場したデジレ・ドゥエが、大仕事をやってのける。65分、左サイドからカットインしてペナルティエリアに入って行ったドゥエが、ディエゴ・ゴメスに倒され、1度は流されたものの、OFR(オンフィールドレビュー)によってPKと宣告。キッカーを務めたエンバペは、GKヒルの逆を突いてゴール右下に流し込む。10番が今大会の得点ランキングでトップに並ぶ7点目を記録し、フランス代表が遂に先手を取った。
最終的にはこのゴールが勝敗を分け、試合はこのままタイムアップ。フランス代表はパラグアイ代表守備陣の前に、自慢の攻撃力が火を吹くことこそなかったが、限られたチャンスをモノにして、4大会連続の準々決勝進出を果たした。パラグアイ代表としては、南アフリカ大会に並ぶベスト8入りとはならなかった。
勝利したフランス代表は現地時間9日、モロッコ代表と対戦する。
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By サッカーキング編集部
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