前所属先ヴァスコでのコウチーニョ [写真]=Getty Images
サントスは現地時間14日、元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの完全移籍加入を発表した。
コウチーニョについては、今年2月にヴァスコ・ダ・ガマを退団して以降、無所属が続いており、今回は移籍金の発生しないフリー加入。契約期間は2026年末までの約3カ月間と明かされている。背番号は「11」に決まった。
コウチーニョは1992年6月12日生まれの現在34歳。母国ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマ下部組織出身で、2008年夏に16歳でインテルへ加入した。FIFA(国際サッカー連盟)の規定により18歳になるまでイタリアでプレーできなかったため、ヴァスコ・ダ・ガマへの期限付き移籍という形で経験を積み、2010-11シーズンにインテルへ合流。しかし、インテルでは本領発揮はできず、エスパニョールへのレンタル移籍を経て、2013年1月にリヴァプールへ完全移籍した。
リヴァプールでは、巧みなボールタッチやドリブル、右足から放たれる正確なミドルシュートを武器に存在感を高め、時間すると在籍した約5年間で、公式戦201試合に出場して54ゴール45アシストを記録。2016-17シーズンにはプレミアリーグで13得点を挙げるなど、チームの中心選手として活躍した。2018年1月には、当時クラブ史上最高額となる移籍金1億4200万ポンド(現在のレートで約297億円)でバルセロナへ完全移籍した。
バルセロナではラ・リーガ2連覇やコパ・デル・レイのタイトル獲得を経験したものの、個人としては高額な移籍金に見合うパフォーマンスを披露することはできず、以降はバイエルンやアストン・ヴィラへのレンタル移籍を経験。2022年夏にアストン・ヴィラへ完全移籍するも、かつての輝きを取り戻すには至らず、カタールのアル・ドゥハイルを経て、2024年夏には14年ぶりに古巣ヴァスコ・ダ・ガマへ復帰していた。
ブラジル代表では2010年10月に18歳でA代表デビューを飾り、国際Aマッチ通算68キャップを刻み、21ゴールをマーク。FIFAワールドカップロシア2018では全5試合にスタメン出場し、2ゴールを挙げるなど活躍した。コパ・アメリカ2019では優勝も経験。最後に代表戦に出場したのは2022年6月で、韓国代表との国際親善試合ではゴールも挙げていた。
なお、現在のサントスには、コウチーニョと同じ1992年生まれで、盟友の一人として知られる同代表FWネイマールも在籍している。年代別代表から長らく“セレソン”を支えた2人だが、クラブでの共闘は今回が初。コウチーニョはかつてバルセロナで共にプレーした元同代表MFアルトゥールらも含めて、懐かしい顔ぶれととともに、母国でリスタートを切ることとなった。
By サッカーキング編集部
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