フラメンゴ監督就任説が浮上したチッチ氏 [写真]=Getty Images
前ブラジル代表監督のチッチ氏にフラメンゴの監督就任説が浮上した。26日、ブラジルメディアの『グローボ・エスポルチ』が報じている。
チッチ氏は1961年生まれの62歳。1990年から指導者として数々のクラブを渡り歩き、2012年にはコリンチャンス率いてFIFAクラブ・ワールドカップを制し、2016年から2022年までブラジル代表監督をつとめた。
現在フラメンゴを率いるのは過去にアルゼンチン代表やチリ代表などを率いたホルヘ・サンパオリ監督。契約を2024年末まで残すが国内リーグ戦、コパ・リベルタドーレス、そしてコパ・ド・ブラジルの全てで優勝の可能性が消失したことから解任論が浮上し、後任候補としてチッチ氏の名前が挙がっていた。
報道によるとフラメンゴは監督の即時交代を望んでいるが、チッチ氏が2024年1月から監督に復帰する意向を持っていることから、サンパオリ監督を解任できない状態だという。
26日に自宅のあるリオデジャネイロの空港に到着したチッチ氏は、現地記者からのフラメンゴ監督就任に関する質問に対し「私が何を言っても、あなた方は推測の記事を書く。私はあなた方の仕事を尊敬していますが、話せないんです」と語り明言を避けた。
同メディアは、チッチ氏が今週フラメンゴを率いることに同意した場合、サンパオリ監督は解任されると伝えている。
By サッカーキング編集部
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