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ドローン偵察問題、FIFAがカナダ女子代表に勝点「6」減点と罰金処分発表 監督らは1年間資格停止

2024.07.28

カナダ女子代表プリーストマン監督[写真]=Getty Images

 国際サッカー連盟(FIFA)は27日、パリオリンピック(パリ五輪)2024女子サッカーにおいて、ニュージーランド女子代表の練習をドローンで偵察していたことが発覚したカナダ女子代表への処分を発表した。

 カナダ女子代表は25日にパリ五輪初戦でニュージーランド女子代表と対戦し、2-1で逆転勝利を収めたが、この試合前にカナダ女子代表がニュージーランド女子代表の練習をドローンで偵察していたことが発覚し、大きな問題となっている。

 事件が起きたのは22日、ニュージーランド女子代表がトレーニングを行っている上空にドローンが飛んでいるところを発見。警察と国際オリンピック委員会(IOC)に報告すると、これを操作していたのが、カナダの非公認アナリストであるジョセフ・ロンバルディ氏だったことが明らかになった。

 カナダオリンピック委員会(COC)は「カナダサッカーの非公認アナリストであるジョセフ・ロンバルディ氏はカナダオリンピックチームから外され、直ちに帰国する。そして、ロンバルディ氏のアシスタントコーチであるジャスミン・マンダー氏もチームから外され、直ちに帰国となる」と処分を下したほか、カナダ女子代表のプリーストマン監督はパリ五輪初戦の指揮を自主的に辞退し、謝罪の声明を表明した。

 そして、24日夜遅くにはフランス検察庁がロンバルディ氏を逮捕し、同氏が罪を認めて8カ月の執行猶予付き判決を受け入れたことを発表。一方、アシスタントコーチのマンダー氏は事情聴取を受けたものの、無罪となったことが明らかになった。

 このような状況のなか、FIFAは日本時間28日にFIFA懲戒規定(FDC)第13条(攻撃的な行動およびフェアプレーの原則の違反)およびOFT規則の第6.1条(責任)の違反に抵触したとして、カナダ女子代表に対して、勝ち点6の減点処分と20万スイスフラン(約3500万円)の罰金処分を科すことを発表。

 また、プリーストマン監督、(非公認アナリスト)ジョセフ・ロンバルディ氏、(アシスタントコーチ)ジャスミン・マンダー氏に対し、1年間のサッカー関連のあらゆる活動に参加することを禁止する(資格停止処分を科す)ことを発表した。

 なお、今回処分が下されたカナダサッカー協会、監督らはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴することが可能となっている。

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