移籍市場最終日にボーフム移籍が決定した三好(右) [写真]=Getty Images
8月にボーフム(ドイツ1部)に完全移籍した日本代表MF三好康児が、5日に行われたエッセン(ドイツ3部)とのテストマッチに先発出場した。
バーミンガム(イングランド3部)からボーフムに活躍の場を移した三好にとって、今回のテストマッチは新天地での初試合だった。三好は、中盤をダイヤモンド型にした[4-4-2]システムの右サイドハーフの位置で先発。複数回チャンスを演出して3-1の勝利に貢献した。
ドイツ誌『kicker』は5日、「ボーフムは移籍市場最終日にバーミンガムから日本人のコウジ・ミヨシを連れてきたが、彼は少なくともある程度真剣度合いの高い試合で初めてボーフムのユニフォームを着てプレーした」と、エッセン戦に先発した三好について言及。「技術的に優れたMFは『ヴォノヴィア・ルールシュタディオン』で行われた3部チームとのテストマッチで素晴らしいパスを数本生み出した」と好プレーを見せたことを伝えつつ、「時折不用意にボールを失うこともあった」と課題が残ったことも強調した。
昨シーズン、三好はバーミンガムで中盤の複数ポジションをこなし、公式戦48試合出場7ゴール6アシストをマークした。新天地のボーフムは、今シーズンのブンデスリーガで開幕2戦2敗。ザンクトパウリと並んで最下位に沈んでいる。
By サッカーキング編集部
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