フライブルク戦でゴールを挙げたミュラー [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第2節が9月1日に行われ、バイエルンとフライブルクが対戦した。
昨シーズンのブンデスリーガを3位で終え、連覇が「11」で途絶えたバイエルン。王者奪還を目指して迎えた今シーズンの開幕戦は、ヴォルフスブルクを相手に3-2の勝利を収めた。対するは、シュトゥットガルトを3-1の逆転勝利で破り、開幕白星スタートを飾ったフライブルク。前節に決勝弾を挙げた日本代表MF堂安律は、今節も右サイドハーフとして先発出場した。
試合は38分にバイエルンがスコアを動かす。ミカエル・オリーズが右サイドから送ったクロスに、ハリー・ケインが頭で反応。合わせたボールは競り合ったマックス・ローゼンフェルダーの手に接触する。VARによる介入の結果、主審はPKと判断。キッカーを務めたケインが確実に沈め、バイエルンが先制に成功した。
さらに78分、この試合で新たにバイエルンの公式戦最多出場記録を塗り替えたトーマス・ミュラーが追加点を獲得。中盤でボールを持ったジョアン・パリーニャが、右サイドで待つセルジュ・ニャブリへ正確なフィードを供給する。マーカーのプレスが曖昧になった隙を逃さず、左足でボックス内に鋭くパス。ボールを受けたミュラーが鮮やかなトラップでDFを翻弄し、左足でネットを揺らして2点目を挙げた。なお、これまでミュラーがバイエルンで出場した公式戦は710試合。今回のゴールはブンデスリーガでの150得点目となった。
攻守で奮闘する堂安も、後半アディショナルタイムにチャンスを創出。堂安の抜け出しからライブルクが右サイドでコーナーキックを獲得し、ロランド・シャライがクロスを送る。流れたボールを堂安が拾い、左足で放ったシュートがパリーニャの手に直撃。主審はフライブルクにPKを与えるが、ルーカス・ヘーラーが失敗してしまった。
結局、そのまま試合は2-0で終了。バイエルンが連勝を飾り、勝ち点「3」を積み上げた。次節は14日に行われ、バイエルンはアウェイでホルシュタイン・キールと対戦。フライブルクはホームでボーフムと対戦する。
By サッカーキング編集部
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