レヴァークーゼンで存在感を放つヴィルツ [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが欧州5大リーグ屈指の成績を残し、チームの快進撃を支えている。
レヴァークーゼンの勢いが止まらない。就任2年目のシャビ・アロンソ監督率いるチームは攻撃的かつ魅力的なサッカーを展開し、ここまで20試合を消化したブンデスリーガで勝ち点「52」を獲得。11連覇中の“絶対王者”バイエルンを抑え首位を快走している。また、ヨーロッパリーグ(EL)とDFBポカール含めた全公式戦で未だ無敗を維持。6日にはDFBポカール準々決勝でシュトゥットガルトを下し、開幕からの無敗記録を「30」まで伸ばした。
そんなレヴァークーゼンを牽引しているのが、「10番」を背負う20歳の司令塔ヴィルツだ。2020年夏にトップチーム昇格を果たした同選手は、今シーズンここまで公式戦28試合に出場。創造性溢れるプレーで数多くのチャンスを演出し、自らも5ゴールを奪うなど攻撃の主軸に君臨している。直近で行われたシュトゥットガルト戦でも2アシストをマークし、3-2での勝利に大きく貢献した。
シュトゥットガルト戦の大活躍により、ヴィルツの今シーズン全公式戦を通じた通算アシスト数は「15」に到達。データサイト『Opta』によると、この数字はバイエルン所属のドイツ代表FWレロイ・サネやアーセナル所属のイングランド代表FWブカヨ・サカらを上回り、今シーズンここまでの欧州5大リーグにおける最多記録となっているようだ。
レヴァークーゼンは週末の11日に本拠地『バイ・アレーナ』にて2位バイエルンとの直接対決に臨む。今シーズン2度目の対戦にして、ブンデスリーガ優勝争いの行方を占う大一番。弱冠20歳にして欧州屈指の数字を残しているヴィルツのパフォーマンスにも注目が集まる。
なお、欧州5大リーグのアシストランキング上位5名は以下の通り。
1位 フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン/15アシスト)
2位 レロイ・サネ(バイエルン/12アシスト)
2位 ブカヨ・サカ(アーセナル/12アシスト)
4位 ダルウィン・ヌニェス(リヴァプール/11アシスト)
4位 パスカル・グロス(ブライトン/11アシスト)
By サッカーキング編集部
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