契約内容に注目が集まっているシェシュコ [写真]=Getty Images
ライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコには、契約解除条項が付随しているようだ。19日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在20歳のシェシュコは、身長195センチメートルのストライカー。母国のクルシュコやドムジャレの下部組織を経て、2019年夏にザルツブルクへと完全移籍。セカンドチームのリーフェリンク(オーストリア2部)で経験を積み、2021年夏からトップチームに昇格した。2022年8月に2023-24シーズンから姉妹クラブのライプツィヒへの加入が決定し、今シーズンはここまで公式戦24試合の出場で7ゴールを記録している。
また、スロベニア代表では各世代別でエースとして活躍。2021年6月1日に行われた国際親善試合の北マケドニア代表戦でA代表デビューを飾り、18歳1日で同国代表史上最年少出場記録を塗り替えた。ここまで25キャップを数え、10ゴールを挙げている。
そんなシェシュコはライプツィヒと2028年6月30日までとなる契約を締結しているものの、報道によると、契約には今夏から有効となる5000万ユーロ(約81億円)相当の契約解除条項が付随しているという。
ライプツィヒへの加入が決定する前からシェシュコには多くのクラブから関心が寄せられていたことから、ライプツィヒとしてはこのような契約内容にしなければならなかったことも指摘されている。
これにより、契約解除条項が発動されればわずか1年で退団する可能性が浮上しているが、現時点では両者の関係に問題はなく、シェシュコ自身もライプツィヒでプレーを続ける意思を示している模様。それでも、契約解除金を支払って同選手を獲得するクラブが現れる可能性もあり、今夏の動向には注目が集まりそうだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト