ギュンドアンとナーゲルスマン監督 [写真]=Getty Images
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、就任後初黒星を喫した。18日、ドイツ誌『kicker』が同監督のコメントを伝えた。
ドイツは18日、国際親善試合でトルコ代表と対戦。ナーゲルスマン監督は攻撃的MFのカイ・ハフェルツを左ウイングバックに起用する奇策で挑むと、開始5分にそのハフェルツが先制点を記録する。しかし、守備のバランスに欠いて前半のうちに2失点。後半開始早々にニクラス・フュルクルクが試合を振り出したものの、70分にハフェルツのハンドで献上したPKを決められ、2-3で敗れた。
ナーゲルスマン監督は「最初の失点は簡単にやられすぎた。多くの選手はよくやってくれたが、何人かは自分を限界まで追い込んで試合に勝とうとする感情のレベルに達していなかった。最初の10分間で試合を締めくくっていれば、結果は違っていただろう」とコメント。一部選手のメンタリティを批判した。
また、キャプテンのMFイルカイ・ギュンドアンも、早々の先制点を奪った後に「我々はあまりにも無気力になってしまった」と反省の弁。「15分から20分で試合を決めることはできた。単純に、受け身になりすぎてしまった。つまるところ、常に後手を踏んでいた。特に前半はね。実際、後半はよくやっていたと思う。前半で負けたような気分だ」と試合を振り返った。
ドイツ代表の次戦は21日に行われ、オーストリア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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