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バイエルン指揮官、快勝も内容に満足せず「もしPSG戦であのようなプレーをすれば…」

2023.02.12

ボーフムを下したバイエルン [写真]=Getty Images

 バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督が、11日に行われたブンデスリーガ第20節ボーフム戦を振り返った。同日、ドイツメディア『スカイ・ドイツ』がコメントを伝えた。

 序盤から押し込んだバイエルンは、41分にトーマス・ミュラーのゴールで先制。64分にキングスレイ・コマン、73分にセルジュ・ニャブリがリードを広げ、3-0の快勝で首位の座をキープした。

 しかし、試合後に『スカイ』のマイクを握ったナーゲルスマン監督は、「最初の6分間で大きなチャンスがあり、早々にリードを2点、3点に広げるべきだった。しかし、引き分けた3試合(※ライプツィヒ戦、ケルン戦、フランクフルト戦)と少し似ていて、単純さに欠けていた」と内容には満足せず。もっと楽に勝てた試合だと語り、選手たちの姿勢を正そうとしている。

「ボーフムがスペースを与えてくれなかったわけではない。もし我々が本当にフルスロットルでプレーすれば、それは楽しいことだし、きちんと動いてピッチに少しの熱意を持ち込めば、最初の6分間のプレーは続けられると思う。そして、すでに多くのスペースがあったので、あっという間に4-0、5-0、6-0にすることができた」

 14日からはついにチャンピオンズリーグ(CL)が再開し、バイエルンは敵地でパリ・サンジェルマンとのファーストレグに臨む。ナーゲルスマン監督は「パリでは、たとえ(キリアン・)エンバペが欠場する可能性があったとしても、特に優れた試合をしなければならない。相手は単純にワールドクラスのチームだからだ。もし火曜日(14日)にあのようなプレーをすれば、先へ進むのに十分ではないだろう」と、選手たちに発破をかけている。

 また、ナーゲルスマン監督は、ボーフム戦のハーフタイムで交代したミュラーの状態にも言及。「彼は途中、ふくらはぎに少し問題があると言っていた。何もないことを祈っているが、重傷ではないと思う」と語り、リスクを避けるための交代であったことを明かした。

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