PSG在籍時のエンバペとメッシ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、パリ・サンジェルマン(PSG)時代の同僚であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへの感謝を口にした。12日、フランスメディア『フット・メルカート』が『モビスター』のインタビューを引用して伝えている。
2017年8月から7シーズンに渡ってPSGで活躍し、6度のリーグ・アン制覇を含む合計17個のタイトルを獲得したエンバペ。2021年8月にはバルセロナを退団したメッシが同クラブへと加わり、ブラジル代表FWネイマールらとともに世界屈指の攻撃陣を形成した。その後、メッシは2023年6月にインテル・マイアミへ、エンバペは翌年6月にレアル・マドリードへ移籍。互いにアメリカとスペインで活躍を見せている。
インタビューでメッシについて問われたエンバペは、「有名になると、どういう人物かというレッテルを貼られがちであり、実際に話をしないとその印象が固定されてしまう。でも、メッシが加入してみると本当に普通の人で誰に対しても敬意を持って接していた」と説明。続けて「そして選手としては唯一無二の存在だった」と“神の子”を称賛した。
また、「そんな選手がチームにいるなら、僕は攻撃的な選手として近くで彼のすべてを観察するしかない。プレーの終わらせ方、止め方、動き方、そのすべてをね。彼の近くでプレーできたことでサッカーの理解がすごく深まったと思う」と感謝を口に。「レオ・メッシと一緒にプレーできたのは本当に幸運だった。自分のキャリアの中でそんなことが起きるなんて思ってもみなかった」と振り返っている。
さらに、「本当に特別な経験だった。彼からたくさんのことを学んだし、心から感謝している。あの2年間はとても実りの多い時間だった」と共闘した日々を回想。「こんな特別な選手を間近で見られるなんて、これ以上ないチャンスだった」と語った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト