アゼルバイジャン代表との一戦で負傷交代したエンバペ [写真]=Getty Images
アゼルバイジャン代表戦で負傷交代したフランス代表FWキリアン・エンバペが、一足早く所属するレアル・マドリードに帰還するようだ。11日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
FIFAワールドカップ26欧州予選・グループDの第3節が行われ、フランス代表はホームでアゼルバイジャン代表と対戦した。試合は序盤からフランス代表が主導権を握り、前半アディショナルタイムにエンバペの個人技から先制弾を記録。69分にはエンバペのアシストでアドリアン・ラビオが追加点を挙げると、84分にフロリアン・トヴァンがダメ押しゴールをゲット。結局、そのまま試合は3-0で終了し、フランス代表が快勝を収めた。
今節の勝利で欧州予選3連勝を飾り、2位ウクライナ代表に5ポイント差をつけてグループDの首位を独走する形となったフランス代表。しかし、この試合で1ゴール1アシストを記録したエンバペは、83分に右足首を痛めてピッチを後に。13日にアウェイでアイスランド代表と対戦を控える“レ・ブルー”にとって、不安が残るエースの負傷交代となった。
試合後のインタビューに応じたディディエ・デシャン監督は、「彼は右足首に再び打撲を受けた」とコメント。代表活動直前に行われたラ・リーガ第8節ビジャレアル戦で右足首を痛めて負傷交代していたエンバペが、アゼルバイジャン代表戦で同箇所を負傷したことを明かしている。
一方で、「まだ痛みは残っているが、週の初めよりは軽減している。とはいえ、すでに痛めている箇所に再び衝撃を受けると、こうした症状がよく見られる」とも説明。「我々はこれを確認し、医療的な評価を行う予定だ。痛みはあるが、その程度は時によって異なる」と今後について言及した。
また、フランスサッカー連盟(FFF)から正式な発表はないものの、『レキップ』はエンバペが代表チームを離脱すると報道。次節の対戦相手であるアイスランド行きのフライトに帯同せず、一足早く所属するレアル・マドリードに帰還する見込みだという。
By サッカーキング編集部
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