フル出場で複数のチャンスを演出したデ・ブライネ [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ26欧州予選・グループJの第7節が10日に行われ、ベルギー代表と北マケドニア代表が対戦した。
ここまで4試合を消化した欧州予選で3勝1分を記録し、勝ち点「10」の2位につけるベルギー代表。4大会連続のワールドカップ出場を目指す同国代表は1試合未消化ではあるものの、同じく無敗を維持する北マケドニア代表の後塵を拝しており、今節はホームでの直接対決となる。注目が集まる一戦に、ケヴィン・デ・ブライネやジェレミー・ドクなどが先発起用された。
試合は序盤からベルギー代表が主導権を握り、次々と決定機を創出する。17分にはテンポの良いポゼッションで相手陣内に侵入し、中盤でボールを引き出したレアンドロ・トロサールがティモシー・カスターニュに縦パスを供給。ボックス正面のハンス・ファナーケンに繋ぐと、デ・ブライネを経由して最後はマキシム・デ・カイペルがネットを揺らす。しかし、デ・ブライネがオフサイドと判定され、得点は認められなかった。
26分にはベルギー代表が北マケドニア代表をペナルティエリア内に押し込み、トロサール、ファナーケン、ドクが連続でシュートをお見舞い。ホームチームが波状攻撃を仕掛けてゴールを脅かすが、いずれも体を張った相手守備陣にブロックされてしまう。
後半もベルギー代表が攻勢を強めるが、北マケドニア代表も粘り強い守備で対応。54分にはハーフウェイライン右でのボール奪取からカウンターに移行し、右サイドのトロサールからパスを受けたデ・ブライネが左足を一振り。ペナルティエリア手前から狙ったシュートは枠を捉えたものの、GKストレ・ディミトリエフスキのセーブに防がれた。
その後もベルギー代表が再三に渡って北マケドニア代表を脅かす。だが、GKディミトリエフスキの好守もあり、シュート25本を放ちながら得点を奪えず試合はタイムアップ。0-0でゲームは終了し、1試合消化数の多い北マケドニア代表が首位をキープした。次節は13日に行われ、ベルギー代表はアウェイでウェールズ代表と対戦。北マケドニア代表はホームでカザフスタン代表と対戦する。
【得点者】
なし
By サッカーキング編集部
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