メス戦に出場した中村敬斗 [写真]=Getty Images
リーグ・アンの昇降格プレーオフ・ファーストレグが21日に行われ、メスとスタッド・ランスが対戦した。
レギュラーシーズンで8勝9分17敗を記録し、勝ち点「33」の16位フィニッシュを果たしたスタッド・ランス。14位でリーグ戦最終節を迎えた同クラブだったが、リールに1－2で敗れたより16位へと陥落した。残留をかけて激突するのは、リーグ・ドゥを3位で終え、プレーオフ初戦でダンケルクを撃破したメス。大注目の一戦にスタッド・ランス所属のMF中村敬斗とDF関根大輝は先発出場した。MF伊東純也はメンバー外となっている。
試合は38分にメスが均衡を破る。モーガン・ボケレのドリブル突破から左サイドでフリーキックを獲得し、キッカーを務めたケビン・ヴァン・デン・ケルクホフがクイックなリスタートを選択。ショートパスを受けたゴティエ・ハインが左足でクロスを送ると、ファーで待つシェイク・サバリが頭で折り返す。最後はマチュー・ウドルが体を投げ出しながらヘディングで合わせ、メスが先制した。
対するスタッド・ランスも、52分にセットプレーでゲームを振り出しに戻す。ボックス右角でパスを受けたウマル・ディアキテが体を張ってキープし、相手に倒されフリーキックを奪取。セルヒオ・アキエメがキッカーの位置に立つと、左足でゴール前に鋭いクロスを蹴り入れる。シュート性のボールをセドリック・キプレが頭で逸らしてネットに突き刺し、スタッド・ランスが同点弾を挙げた。
結局、そのまま試合は1－1で終了。ファーストレグは痛み分けとなった。なお、関根はフル出場を果たし、中村は後半アディショナルタイムまでプレーした。今後、スタッド・ランスは24日にクープ・ドゥ・フランス決勝でパリ・サンジェルマン（PSG）と対戦。ホーム開催の入れ替え戦・セカンドレグは29日に行われる。
By サッカーキング編集部
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