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モナコ、CL出場権を争う“直接対決”は痛み分け…先発の南野拓実は攻守で奮闘も2戦連発ならず

2025.04.20

ストラスブール戦に先発した南野拓実(右)[写真]=Getty Images

 リーグ・アン第30節が19日に行われ、モナコストラスブールが対戦した。

 圧倒的な実力差を見せつけているパリ・サンジェルマン(PSG)が、早くも今季の優勝を決めたリーグ・アン。その一方、3位以上に与えられるチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いは熱を帯びており、2位モナコから7位ニースまでの勝ち点差はわずか「5ポイント」となっている。今回の一戦は、そんな激戦に身を置く2位モナコ(勝ち点53)と6位ストラスブール(勝ち点50)の直接対決。モナコに所属する日本代表MF南野拓実は左サイドハーフとして先発出場を飾った。

 試合は立ち上がりからモナコが主導権を握るが、互いに大きなチャンスを作れないまま時間が経過する。19分にはモナコのゴールキックでプレーが再開され、中盤でボールを持ったブレール・エンボロが前線にフィードを供給。右サイドでパスを受けたマグネス・アクリウシェがカットインから左足を振ったものの、相手選手に当たったシュートはGKに防がれた。

 南野も41分に前線での守備からチームの決定機を演出する。ストラスブールが最終ラインよりビルドアップを試みると、激しくプレスをかけた南野が左サイド深くでボールを奪取。こぼれ球を拾ったミカ・ビエレスがボックス内のエンボロへと横パスを出し、マーカーを縦に突破しながら折り返しを入れる。しかし、グラウンダーのボールはGKがストップ。惜しくも味方には合わず、あと一歩のところで得点には至らない。

 すると、前半アディショナルタイムにモナコストラスブールのゴールを脅かす。敵陣右サイドでボールを奪ってポゼッションを開始し、テンポの良いパスワークで攻撃にリズムを作り出す。左サイドバックのカイオ・エンリケがタイミングを見て最終ラインの裏へ駆け上がると、ラミン・カマラが右足で浮き球のスルーパスを配球。シュートはGKに防がれたが、セカンドボールに反応したビエレスがワンタッチで詰める。だが、判定はオフサイドでゴールは取り消しとなった。

 攻守で奮闘を続けた南野は、71分にエリース・ベン・セギルとの交代でピッチを後に。攻勢を務めるホームチームは83分、途中投入のスングトゥ・マガッサが相手陣内でボールを刈り取る。ペナルティエリア手前にクロスを送ると、同じく途中投入されたフォラリン・バログンがヘディング。頭でゴールを狙ったボールは枠を捉えたが、GKのセーブによって弾かれた。

 以降は85分にストラスブールがネットを揺らしたものの、モナコと同様にオフサイドで得点は認められず。結局、そのまま試合は0-0で終了し、互いに1ポイントずつを分け合った。次節は26日に行われ、モナコはアウェイでル・アーヴルと対戦。ストラスブールはホームでサンテティエンヌと対戦する。

【スコア】
モナコ 0-0 ストラスブール

【得点者】
なし

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By サッカーキング編集部

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