ジョージア代表としてEURO2024に参加中のミカウターゼ [写真]=Getty Images
メスに所属するジョージア代表FWゲオルゲス・ミカウターゼに、フランス国内の複数クラブが関心を寄せているようだ。28日、フランスメディア『フット・メルカート』が伝えている。
現在23歳のミカウターゼはメスの下部組織出身で、2019年12月にトップチームデビューを飾った。その3日後には4年間のプロ契約を締結すると、2021-22シーズンから2シーズン続けてベルギーのスランにレンタル移籍。メスに復帰した2022-23シーズンは公式戦40試合出場24ゴール8アシストをマークし、クラブをリーグ・アン昇格に導いた。しかし、2023年8月に加入したアヤックスでは公式戦9試合に出場しながら無得点と沈黙。それでも半年後にレンタルでメスに戻ると、最終的にチームは降格となったものの、出場したリーグ戦20試合で13ゴール4アシストを記録した。
そんなミカウターゼは、ジョージア代表の一員として現在開催中のEURO2024に参加中。ここまで得点ランキングトップとなる3ゴールを挙げ、EURO初出場ながら決勝トーナメント進出を決めたジョージア代表の中心選手として活躍している。
同メディアによると、評価が急上昇している同選手の市場価値は、今や2000万ユーロ(約34億円)を超える勢いである模様。5月にメスが買い取りオプションを行使したことで、アヤックスからの完全移籍に移行したばかりのミカウターゼだが、レンヌやスタッド・ランス、リヨン、マルセイユなどが関心を寄せており、なかでもモナコはすでに代理人と交渉を行なっているという。
しかし、現時点では合意には至っていない様子。本人はリーグ・アンでのプレー続行を希望していると報じられているが、今後もミカウターゼの去就には大きな注目が集まるだろう。
By サッカーキング編集部
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