新監督を探すマルセイユがデ・ゼルビ氏との基本合意を発表! [写真]=Getty Images
マルセイユは24日、ロベルト・デ・ゼルビ氏の新監督就任が基本合意に達したことを発表した。
マルセイユは2023-24シーズン、マルセリーノ・ガルシア・トラル氏(現:ビジャレアル)がウルトラス(応援団体)の脅迫騒動により、リーグ・アン開幕からわずか5試合(2勝3分)で辞任。その後任として、昨年9月にジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が就任したものの成績が上向かず、今年2月に解任された。その後、ジャン・ルイ・ガセット氏が指揮官に就任し、最終的にはリーグ・アン8位、ヨーロッパリーグ(EL)ベスト4という成績でシーズンを終えた。
大きな注目が集まっていた新監督人事だが、2023-24シーズン限りでブライトンを退団したデ・ゼルビ氏の就任が確実となった。今回の発表によると、両者の交渉は大筋合意に達し、クラブ側は正式承認と同氏の近日中の到着に向けて準備を進めているという。なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、契約期間が2027年6月末までの3年間になる可能性が高いと指摘している。
現在45歳のデ・ゼルビ氏は2013年の現役引退後に指導者に転身し、母国のフォッジャやパレルモ、ベネヴェント、サッスオーロの指揮官を歴任。ウクライナの名門シャフタールを退任した後の2022年9月には、グレアム・ポッター氏の後任としてブライトンに就任した。日本代表FW三笘薫らを中心に攻撃的なサッカーを展開し、初年度はリーグ戦を6位で終えEL出場権を獲得。2023-24シーズンはプレミアリーグで11位、初挑戦のELでベスト16進出という成績を残したが、5月に契約満了を待たずしての退任が発表されていた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト