圧巻ゴラッソを決めたFW伊東純也 [写真]=Getty Images
スタッド・ランスを率いるウィリアム・スティル監督が、同クラブに所属する日本代表FW伊東純也を絶賛している。17日、フランスメディア『RMCスポーツ』が伝えている。
先のアジアカップの大会期間中に、一部週刊誌にて、女性への性加害疑惑が報じられた伊東純也。最終的に、同大会の日本代表から途中離脱することになると、3月に行われるワールドカップ・アジア2次予選の2試合に臨む日本代表からも外れることに。チームを率いる森保一監督は「彼を守るために。私自身の判断」と理由を述べていた。
対照的に、所属クラブのスタッド・ランスでは継続的なプレータイムを得ている。先月11日のリーグ・アン第21節ロリアン戦で復帰後初出場となると、6試合連続出場となった17日の第26節メス戦では79分に決勝点を記録。右サイドからペナルティエリア内に進出し、そのまま最後まで個人技でやってのけるなど、キレが戻りつつあることを感じさせるゴラッソだった。
試合後、伊東のメンタリティについて口にしたスティル監督は「精神的に強く、自分自身に誠実だ。自問自答することもなく、穴の底に沈むこともなかった」と告白。さらに「イトウがクラブにいるとき、人として彼のことを見ている。我々は彼のためにここにいるし、彼も我々のためにここにいる。チームの重要な選手で、まず間違いなく、現時点で最高の日本人選手のひとり。彼のような選手は、ここぞという試合で勝利に貢献することが求められる」と賛辞を送っている。
そんな伊東が牽引するスタッド・ランスの次戦は30日、敵地での第27節リヨン戦となる。
By サッカーキング編集部
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