ドイツ代表で「10番」を背負う21歳のムシアラ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラがEURO2024への意気込みを語った。5日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
今夏に自国開催のEURO2024を控えるドイツ代表。グループステージ敗退に終わったFIFAワールドカップカタール2022後も歴史的不振が続き、昨年9月には代表史上初の指揮官解任に踏み切った。かつての勝負強さは鳴りを顰め、状態が心配されていたものの、ユリアン・ナーゲルスマン監督の下でチームは復調傾向に。3月にはフランス代表、オランダ代表を相手に連勝を飾った。
弱冠21歳ながら既にドイツ代表の主軸として活躍し、ナーゲルスマン監督の下では「10番」を背負っているムシアラは、現地時間6月14日に開幕するEURO2024について「とても良い気分だし、いよいよ開幕することに非常に興奮しているよ」とコメント。その上で、1996年大会以来28年ぶりの欧州制覇に向けた意気込みを次のように示した。
「ピッチに立った時の雰囲気やヘルツォーゲンアウラハに到着した時のファンの歓迎ぶりは本当に素晴らしいよ。いよいよ始まるのが本当に楽しみなんだ。僕自身はそれほど感じてないけど、プレッシャーがかかるのは想像できる。それに対処しなければならないし、これまでもそうしてきた。責任感を持ってトーナメントに臨み、自分たちを応援してくれる人がいるのは素晴らしいことだ」
「僕自身はリラックスしている。頭の中を整理し、自分のプレーに集中できるよう心がけている。全員が僕たちを優勝候補と見ているわけではないが、ポジティブでいる必要がある。そして改善し続けなければならない。そうすれば遠くまで行くことができるだろう」
若きドイツの“至宝”は母国開催の大舞台でどのような輝きを放つのだろうか。活躍に大きな期待がかかる。
By サッカーキング編集部
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