ヴィニシウス(左)は2ゴールの活躍 [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第27節が3月2日に行われ、レアル・マドリードは敵地でバレンシアと対戦した。
現在ラ・リーガの首位を走るレアル・マドリードは、直近の公式戦8試合を6勝2分と無敗で駆け抜けている。今季5度目のラ・リーガ連勝を懸けた今節は、上位浮上を目論むバレンシアの本拠地『メスタージャ』に乗り込んだ。レアル・マドリードの先発には、足首の負傷から戻ってきたジュード・ベリンガム、昨季の差別騒動以降初の『メスタージャ』での試合となるヴィニシウス・ジュニオールらが並んだ。
試合は序盤からレアル・マドリードがボールを保持する展開となったものの、試合を動かしたのはホームチームだった。27分、敵陣でクリアボールを回収したハビ・ゲラが前を向いてボールをキープし、右サイドへ渡すと、駆け上がってきたディミトリ・フルキエがクロスボールを送る。ファーサイドで待っていたフラン・ペレスのボレーシュートは当たり損ねたが、このボールに反応したウーゴ・ドゥロがヘッドで押し込んだ。
勢いに乗るバレンシアは続く30分、レアル・マドリードのビルドアップに対してハイプレスで制限をかけていくとダニエル・カルバハルのバックパスを狙っていたロマン・ヤレムチュクがボールを掻っ攫う。飛び出していたGKアンドリー・ルニンをかわして、無人のゴールに流し込み、レアル・マドリードがリードを2点に広げた。
このまま前半が終了するかに思われたアディショナルタイム、レアル・マドリードも意地を見せる。敵陣右サイド開いた位置で前を向いたフェデリコ・バルベルデがスルーパスを送ると、内側で高い位置を取ったカルバハルが低い弾道のボールを折り返す。ファーサイドまで流れると、詰めていたヴィニシウスがダイレクトで押し込み、レアル・マドリードが1点差に詰め寄った。
後半に入ると両チームともにチャンスを迎え、レアル・マドリードはベリンガム、バレンシアはウーゴ・ドゥロに決定機が到来したが、GKギオルギ・ママルダシュヴィリとルニンの好セーブもあって得点は生まれない。バレンシアの1点リードで時計の針は進んでいく。
だが、76分には再び“エース”が輝きを放つ。レアル・マドリードはバルベルデの中央を破るパスから、ホセルがポストプレーでボールを叩くと、前を向いてボールを受けたルカ・モドリッチはボックス右へスルーパスを供給。反応したブラヒム・ディアスが右足でクロスボールを送ると、ファーサイドで待っていたヴィニシウス・ジュニオールが頭で合わせる。ヘディングシュートでこの日2点目を決め、レアル・マドリードが試合を振り出しに戻した。
このまま2-2で後半アディショナルタイムに突入すると、バレンシアにビッグチャンスが到来。敵陣中央でクリアボールを拾ったホセ・ルイス・ガヤがヘッドで押し返すと、待っていたウーゴ・ドゥロが倒される。ヘスス・ヒル・マンサーノ主審は迷わずペナルティスポットを指差し、バレンシアにPKが与えられた。かと思ったが、ここはOFR(オンフィールドレビュー)を経て判定が変更。ナチョ・フェルナンデス、フラン・ガルシアともに正当なタックルだったことが確認され、PKは取り消しとなった。
ラストプレーで得た左コーナーキックのクリアボールをうまく収めると、B・ディアスが右サイドからクロスボールを送り、ボックス中央へ飛び込んだベリンガムがヘッドでゴールネットを揺らす。だが、ベリンガムのヘディングシュートの前に試合終了のホイッスルが吹かれるというまさかの結末に。抗議するベリンガムにはレッドカードが提示。前半終了時にもボックス左でボールを奪ったバレンシアのセルジ・カノスが不満を露わにしていたこともあったが、前後半ともにホイッスルを鳴らすタイミングには疑問が残るレフェリングとなった。
それでも、試合結果は変わることなくこのままタイムアップ。前節グラナダ戦が市内で発生した大規模開催の影響で延期となっていたバレンシアは、この日がおよそ2週間ぶりのゲームだったものの、良いコンディションで首位チームと好ゲームを演じた。一方、レアル・マドリードは昨年9月に開催されたラ・リーガ第6節アトレティコ・マドリード戦(●1-3)以来、今季2敗目の可能性もあったものの、ヴィニシウスがドブレーテでチームを敗北の危機から救った。
次節、バレンシアは9日にヘタフェをホームに迎える。一方、レアル・マドリードは6日にチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグのライプツィヒ戦を戦い、10日には次節のラ・リーガでセルタとのホームゲームに臨む。
【得点者】
1-0 27分 ウーゴ・ドゥーロ(バレンシア)
2-0 30分 ロマン・ヤレムチュク(バレンシア)
2-1 45+5分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
2-2 76分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
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By サッカーキング編集部
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