セビージャからの退団が報じられたラキティッチ [写真]=Getty Images
セビージャに所属する元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチの、アル・シャバブ移籍が迫っているようだ。27日、スペイン紙『アス』などが伝えている。
現在35歳のラキティッチは、バーゼルの下部組織出身で、2005年にトップチームデビュー。シャルケでのプレーを経て2011年にセビージャに加入すると、2013-14シーズンのヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献し、2014年にバルセロナへのステップアップが決定した。在籍した6年間で公式戦310試合に出場し、35得点を記録。ラ・リーガやチャンピオンズリーグ(CL)を含む数多くのタイトルを獲得後、2020年9月に古巣であるセビージャへと復帰した。
今シーズンも、ここまでのリーグ戦で18試合に出場するなど、17位に低迷するチームを中心選手として支えるラキティッチ。そんななか『アス』は、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・シャバブが同選手獲得に関心を寄せていると伝え、今シーズン限りで契約満了を迎えるラキティッチの売却を決定したと報じた。
また、高額な給与を受け取っているラキティッチの退団により、セビージャは新たなストライカー確保のための資金を確保したと主張。加えて、同選手の妻がセビージャ出身であることから、引退後は同クラブでセカンドキャリアを歩み始める模様で、すでに準備が進行中であると指摘している。
なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、27日に自身のX(旧Twitter)を更新。ラキティッチが今週末にメディカルチェックを行い、29日にも移籍が決定すると述べた。
By サッカーキング編集部
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