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レアルやバルサらが順当に突破…下位カテゴリーからはテネリフェが勝ち上がる/国王杯・ラウンド32

2024.01.08

各地で行われた国王杯・ラウンド32 [写真]=Getty Images

 6日と7日に各地でコパ・デル・レイ(国王杯)・ラウンド32が行われた。

 ラ・リーガ前半戦を首位で折り返したレアル・マドリードは、アランディナ(4部)と対戦。デビュー戦となった“トルコの至宝”ことMFアルダ・ギュレルがその才能を輝かせるとともに、FWブラヒム・ディアスやロドリゴらの得点で3-1の勝利。公式戦無敗を『19』に伸ばし、ラウンド16へと駒を進めた。

 今シーズン最大のサプライズを続けるジローナが対戦したのはエルチェだ。MFアレイクス・ガルシアやFWサビーニョといった主力を一部温存したものの、コーナーキックからDFデイリー・ブリントが先制点を挙げると、MFヤン・コウトが追加点。危なげなく2-0で、次ラウンド進出を決めている。

 4日のラス・パルマス戦を含め、結果とは対照的な内容に終始するバルセロナは、4部相当のバルバストロとの対戦でも辛勝となった。MFフェルミン・ロペスとFWハフィーニャのゴールで2点のリードを奪ったが、その後は2度に渡って1点差に詰め寄られるなど薄氷を踏む展開に。最終スコアは3-2で、ラウンド16へと進出した。

 その他、アトレティコ・マドリードはFWメンフィス・デパイらの活躍で、ルーゴを3-1で撃破。同ラウンド唯一のラ・リーガ勢対決となったアラベスベティスの一戦は、アラベスに軍配。同州のエイバルと対戦したアスレティック・ビルバオは、出場機会が限られている“王様”MFイケル・ムニアインと、FWアシエル・ビジャリブレのゴールで3-0の完勝。日本代表MF久保建英が不在のレアル・ソシエダも、オウンゴールの1点を守り抜き、マラガを退けた。なお、ウニオニスタス・デ・サラマンカ(3部)とビジャレアルの試合は、スタジアム設備の不具合により、スコア1-1の延長開始時点で試合中断となっている。

 ラウンド16は今月16日から18日にかけて行われ、その組み合わせ抽選会が8日に予定されている。16クラブの内訳は、ラ・リーガが14クラブで、下位カテゴリーからはラス・パルマスとの“カナリア諸島ダービー”に勝利したテネリフェ(2部)が勝ち上がった。

 ラウンド32の結果は以下の通り。

ルーゴ 1-3 アトレティコ・マドリード
エスパニョール 0-1 ヘタフェ
エルチェ 0-2 ジローナ
ウエスカ 0-2 ラージョ・バジェカーノ
アラベス 1-0 ベティス
アランディナ 1-3 レアル・マドリード
アモレビエタ 2-4 セルタ
ブルゴス 0-3 マジョルカ
ラシン・フェロル 1-2 セビージャ
カステリョン 0-1 オサスナ
ウニオニスタス・デ・サラマンカ 1-1(途中中断) ビジャレアル
カルタヘナ 1-2 バレンシア
エイバル 0-3 アスレティック・ビルバオ
バルバストロ 2-3 バルセロナ
マラガ 0-1 レアル・ソシエダ
テネリフェ 2-0 ラス・パルマス

By サッカーキング編集部

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