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公式戦3連敗のリヴァプールには「トレントが欠けている」…現地解説者が指摘「SBが機能不全」

2025.10.05

今夏退団したアレクサンダー・アーノルド [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第7節が4日に行われ、王者リヴァプールはチェルシーに劇的な敗戦を喫して公式戦3連敗となった。試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』のコメンテーターを務める元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏が、リヴァプールの問題点はサイドバックにあると指摘した。

 チェルシー戦では北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーが右SBで先発出場したが、前半のうちにイエローカードを受け取ってハーフタイムで交代し、本職ではないハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが再び右SBで起用された。一方、左SBではハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズが先発出場したが、試合に影響を及ぼすパフォーマンスは披露できず、55分でスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンと交代させられたいた。

 現役時代にリヴァプールでプレーしたレドナップ氏は、「彼らはサイドバックに問題を抱えている。彼らにはトレントが欠けている」と語り、今夏にレアル・マドリードへ移籍したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの退団が想像以上のダメージだったと指摘する。

「バーンリー戦以降、同じ右サイドバックを起用していない。ブラッドリーは45分間、厳しい試合展開だった。ケルケズもまだ完全に順応していない。ボーンマスでプレーするプレッシャーとはまったく違うからだ。ピッチ全体、特にロバートソンの負傷でサイドバックに問題を抱えている。この代表戦の中断は、リセットする良い機会になるだろう」

「サイドバックが機能していない。ドミニク・ソボスライが右サイドバックでプレーすると言われたら、私は『なぜ?彼は世界最高の8番の一人だ』と言うだろう。だが(アルネ・スロット監督は)チーム全員を起用し、全員を満足させようとしている。全員の調子が少し落ちている。自信が低下しているように見える。リバプールをまだ諦めるべきではないが、彼らのプレーぶりからするとこれは小さな危機だ」

 守備面では“KOP”から批判の対象になることも少なくなかったアレクサンダー・アーノルドだが、攻撃面では超高精度のキックで違いを生み出せる存在だった。生え抜きを失った痛みがいまだ癒えないスロット監督は、インターナショナルブレイク中に修正策を見出せるのか。次節は19日に行われ、ホームにマンチェスター・ユナイテッドを迎え撃つ。

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By サッカーキング編集部

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