就任後未だ勝利を収められていないガットゥーゾ監督 [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節が7日に行われ、ミランはアウェーでクロアチアのリエカと対戦し0-2と敗れた。
既にグループステージ突破を決めていたものの、格下を相手に醜態をさらしたミラン。ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ監督が試合後に『ミランTV』のインタビューに応えた。
「敗戦に心が痛む。采配の責任は私にある。ただ、同じ選択を私はするだろう。というのも、3日ごとに重要な試合があるからだ。これまで出場時間が少ない選手たちに出番を与えた。彼らにはプレーする時間が必要だった。最初の重要な場面で我々は罰せられることとなってしまった。しかし、それでもチームは出せるものを全て出し尽くした。何か変化をもたらそうとチャレンジしたが、それだけでは十分ではなかった」と、ターンオーバーを採用した理由を説明した。
ガットゥーゾ監督は、ヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督の後任として就任も、2試合で1分け1敗。いずれも格下との対戦にもかかわらず、白星を挙げることができていない。厳しい船出となった指揮官は、次節のセリエAで、勝ち点差2でミランに迫る9位ボローニャとホームで対戦する。