セビージャをEL3連覇へ導いたエメリ監督(左) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images、Getty Images
18日に行われたヨーロッパリーグ決勝で、セビージャはリヴァプールに3-1と逆転勝利。史上初の大会3連覇、通算5回目の優勝を達成した。
前半に1点リードを許したセビージャは後半に3ゴールを決めて逆転した。後半開始早々に同点ゴールを決めるなど、ハーフタイム後に息を吹き返した。ウナイ・エメリ監督はいかにして選手を奮い立たせたのか。スペイン紙『アス』が分析している。
報道によると、セビージャの勝因はエメリ監督のコーチングにあるという。試合後、同監督は1点ビハインドで迎えたハーフタイムについて以下のように語った。
「自分たちのメンタルを整え、なぜ決勝までたどりつけたのかを振り返った。我々がいた(本拠地のラモン)サンチェス・ピスフアンを思い出した。それからチームは動き始めた」
エメリ監督はリヴァプール戦について「ここでしか得ることができない快感だった。今はこの勝利を楽しみたい。日曜日(22日)にもう1つの決勝(コパ・デル・レイのバルセロナ戦)があるのは理解している。セビージャにこのタイトル(ヨーロッパリーグ)は値する」と振り返った。
3ゴールを奪った後半については「リヴァプールは偉大なチームで、彼らは得点で誇りを強めた。でも、我々にも同じことが起きたんだ。同点ゴールが私たちを強くしたし、それによって信頼を取り戻した」と話した。