10年ぶりの退場となったエンゴロ・カンテ[写真]=Getty images
アル・イテハド(サウジアラビア)に所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝ファーストレグ、アル・ヒラル(サウジアラビア)戦で危険なファウルでレッドカードを提示されたことに注目が集まっているようだ。6日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。
この試合は、カンテ擁するアル・イテハドとセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ擁するアル・ヒラルというチェルシーで共に戦った元チームメイト同士が激突することに。
当該事象は、66分に起こった。前半の内に2点を奪われ、なんとか1点を返したいアル・イテハドだったが、カンテが元チームメイトのクリバリの足首に足裏を見せて激しいチャージをしてしまい、オン・フィールド・レビュー(OFR)の末に一発レッドの退場処分を受けた。その後、一人少ないアル・イテハドはゴールを奪えず、そのまま試合終了。痛い敗戦となった。
『talkSPORT』は、このカンテの退場に注目。報道によれば、カンテが退場の判定を受けたのはキャリアで2度目とのこと。しかも1度目は10年前で、レスターやチェルシーでボール奪取に優れた中盤として名を轟かせた時代には1度も退場したことがないという。そんな、クリーンなイメージのカンテだが、まさかの元チームメイトに対するファウルで2度目の退場処分を受けることになってしまった。
アル・イテハドは“攻守の要”を欠いた状態で、13日に行われる本拠地でのセカンドレグに挑む。
By サッカーキング編集部
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