[写真]=Getty Images
冬の移籍市場に向けて、買い上手、売り上手のクラブをおさらいする全11回のシリーズ。第2回はイタリアのパレルモ編をお届けする。
意外と知られていないが、パレルモは名選手を多く輩出してきた。2017年からはセリエBで戦っているものの、クラブ史上最高額で移籍したハビエル・パストーレを筆頭に、エディソン・カバーニ、パウロ・ディバラ、アンドレア・バルザーリなど、早くから才能の高さを見抜き、チームの主力として活躍の場を与えた。
もちろん、ベスト11に名を連ねたのも魅力的な選手ばかりだ。

超攻撃的な4-2-3-1
本来、ヨシップ・イリチッチとフランコ・バスケスは攻撃的な選手だが、ボランチの選手が少なかったため、11人に選択した。また、フェデリコ・バルザレッティ、ルカ・トーニ、アンドレア・ベロッティもパレルモ出身だが、移籍金額の高い順に組んだ結果、選外となった。
金額は『Transfermarkt.de』を参照。(日本円は11月11日時点のレートで換算)
写真=ゲッティイメージズ
アマウリ
2006年、キエーヴォからパレルモに加入。
移籍金:875万ユーロ
2008年、パレルモからユヴェントスへ移籍。
移籍金:2280万ユーロ
収支:+1405万ユーロ
ハビエル・パストーレ
2009年、ダヌービオからパレルモに加入。
移籍金:700万ユーロ
2011年、パレルモからパリ・サンジェルマンへ移籍。
移籍金:4200万ユーロ
収支:+3500万ユーロ
パウロ・ディバラ
2012年、インスティトゥートからパレルモに加入。
移籍金:1190万ユーロ
2015年、パレルモからユヴェントスへ移籍。
移籍金:4000万ユーロ
収支:+2810万ユーロ
エディソン・カバーニ
2007年、ダヌービオからパレルモに加入。
移籍金:500万ユーロ
2010年、パレルモからナポリへレンタル移籍。
移籍金:500万ユーロ
2011年、レンタル移籍が終了しナポリへ移籍。
移籍金:1200万ユーロ
収支:+1200万ユーロ
ヨシップ・イリチッチ
2010年、マリボルからパレルモに加入。
移籍金:230万ユーロ
2013年、パレルモからフィオレンティーナへ移籍。
移籍金:900万ユーロ
収支:670万ユーロ
フランコ・バスケス
2012年、ベルグラーノからパレルモへ加入。
移籍金:450万ユーロ
2016年、パレルモからセビージャへ移籍。
移籍金:1680万ユーロ
収支:+1230万ユーロ
ファビオ・グロッソ
ペルージャからパレルモに加入。
移籍金:0
2006年、パレルモからインテルへ移籍。
移籍金:550万ユーロ
収支:+550万ユーロ
アンドレア・バルザーリ
2004年、キエーヴォからパレルモに加入。
移籍金:150万ユーロ
2008年、パレルモからヴォルフスブルクへ移籍。
移籍金:1400万ユーロ
収支:+1250万ユーロ
シモン・ケアー
2008年、ミッティランからパレルモに加入。
移籍金:400万ユーロ
2010年、パレルモからヴォルフスブルクへ移籍。
移籍金:1250万ユーロ
収支:+850万ユーロ
クリスティアン・ザッカルド
2004年、ボローニャからパレルモに加入。
移籍金:68万ユーロ
2008年、パレルモからヴォルフスブルクへ移籍。
移籍金:700万ユーロ
収支:+632万ユーロ
サルヴァトーレ・シリグ
2006年、パレルモU-19からトップ昇格。
2011年、パレルモからパリ・サンジェルマンへ移籍。
移籍金:390万ユーロ
収支:+390万ユーロ
合計収支:+1億5067万ユーロ(約194億円)