INAC神戸レオネッサが初代チャンピオンに [写真]=WE LEAGUE
Yogibo WEリーグ第20節が8日に行われ、ノジマステラ神奈川相模原とINAC神戸レオネッサが対戦した。
4日に行われた第11節延期分のサンフレッチェ広島レジーナ戦で、I神戸は今季初黒星を喫した。勝てば優勝がかかっている一戦だったものの、S広島R戦では栄冠を手中に収めることはできず、今節に持ち越しとなっていた。
試合の均衡が破れたのは8分。I神戸はGKの山下杏也加が左足でロングフィードを送ると、正確なボールはN相模原DFラインの頭上を超えて背後のスペースへ。抜け出した田中美南は寄せてくる相手DFに体を入れながら左足でシュートを放つと、狙い澄ました一撃がネットに吸い込まれる。勝てば文句なしで優勝を決められるI神戸が、幸先の良いスタートを切った。
1点リードで折り返した後半、N相模原、I神戸ともにクロスバー直撃のシュートを放った。得点の匂いが増した70分には再びI神戸。ゴール前でこぼれ球を拾った成宮唯の落としから、田中がダイレクトシュートを叩き込む。田中の今季9ゴール目でI神戸が点差を広げた。
続く72分、再び相手ゴール前でこぼれ球を拾った成宮が、キックフェイントで相手をかわしてから強烈なシュート。左足から放たれた一撃がネットを揺らし、I神戸が勝利を決定づける3点目をマークした。
試合はこのままタイムアップ。勝利したI神戸が、“初代WEリーグチャンピオン”に輝いた。
次節は14日に行われ、、N相模原は敵地でAC長野パルセイロ・レディースと、I神戸は国立競技場で三菱重工浦和レッズレディースと対戦する。
【スコア】
ノジマステラ神奈川相模原 0-3 INAC神戸レオネッサ
【得点者】
0-1 8分 田中美南(I神戸)
0-2 70分 田中美南(I神戸)
0-3 72分 成宮唯(I神戸)
By サッカーキング編集部
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