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WEリーグ初代女王のINAC神戸が新体制で連覇へ! 朴康造監督「しっかりチャレンジして優勝に導きたい」

2022.07.27

新体制発表会見に出席した(左から)山本摩也、土光真代、朴康造監督、脇阪麗奈、宮本華乃

 INAC神戸レオネッサは27日、2022-23シーズンの新体制発表会見を実施した。

 会見には、安本卓史社長と共に、今季からチームを率いる朴康造監督、東依里コーチ、そして新たに加入した土光真代、脇阪麗奈、山本摩也、宮本華乃の4選手が登場し、新シーズンに向けた意気込みを語ると共に、新キャプテンや新背番号の発表なども行われた。

 INAC神戸をWEリーグの初代情報に導いた星川敬前監督の後を受け、新指揮官に就任した朴康造監督は「素晴らしい選手たちがそっている強豪です。必ず優勝がついて回るチーム。実績という部分はないですが社長がチャレンジの決断をしていただいたので、私もしっかりチャレンジしてこのチームを優勝に導きたいと思っています」と挨拶。選手たちが慣れているシステムを継承しつつ、よりアグレッシブな「自分のサッカー観を落とし込んでいきたい」と、新たな挑戦に意欲を見せた。

 また、自身が敬愛するJFL・鈴鹿の三浦知良にも監督就任を真っ先に伝え、「頑張れと。もしピンチになってもその時は原点回帰だと。自分の持っているサッカー観の原点回帰を目指せという言葉をいただきました」とのエールを受けたことも明かした。

 新キャプテンには、本人からの立候補を受け、生え抜きであり、なでしこジャパンの一員でもあるDF三宅史織が就任することを発表。MF杉田妃和がアメリカのポートランド・ソーンズFCに移籍したことを受け、空き番号となっていた「10番」は、こちらも「INACの顔になりたい」と申し出たMF成宮唯に託されることになった。

 新シーズンに向け、安本社長はリーグ連覇と共に、監督や選手の活動を通して女子サッカーを盛り上げることにも取り組んでいきたいと意欲を見せた。なお、新加入選手たちのコメントは以下の通り。

▼ 東依里コーチ
タイトル奪取が指名となっているクラブです。私にできることは監督と選手のサポートに尽きるので、選手、スタッフ一丸となって戦えるように尽力したいと思います。

▼ DF土光真代(前日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
日テレ・ベレーザから移籍してきました土光真代です。今シーズン、私自身もサッカーを楽しみつつ、見ている方々にも楽しんでいただけるようなプレーをして、リーグ2連覇、そして全てのタイトルを取れるように全力で頑張りたいと思います。

▼ MF脇阪麗奈(前ノジマステラ神奈川相模原)
ノジマステラ神奈川相模から来ました脇阪麗奈です。2連覇という目標に向かって戦うチームの一員であることを本当に嬉しく思います。持っている力を全て出し切ってチームの勝利のために全力で戦うので、応援よろしくお願いします。

▼ MF山本摩也(前エスパニョール/スペイン)
スペインのエスパニョールから移籍新加入しました山本摩也です。INAC神戸という素晴らしいチームのエンブレムを背負って戦えることを非常に光栄に思いますし、すごく楽しみです。個人的には久しぶりの日本でのプレーになるんですけど、あっちで培ったものや学んだことをチームに還元して2連覇の力になれればなと思います。

▼ FW宮本華乃(前マイナビ仙台レディース)
マイナビ仙台レディースから移籍してきた宮本華乃です。ケガをしている状況で受け入れてくれたことに感謝をして、素晴らしい環境、チームメイト、スタッフと一緒にサッカーをできることを楽しみに、まずはしっかりとケガを治したいと思っています。そしてスタジアムで皆さんと一緒に笑顔になれるように頑張りたいと思います。
 

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