4年前の経験を踏まえつつ警戒感を口にした長友佑都
“最高の景色”へまずまずのスタートを切った日本代表だが、長友佑都(FC東京)に慢心はない。
現地時間14日に行われたFIFAワールドカップ2026・グループF第1節で、日本はオランダ代表に2度リードを許しながらも、中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)と鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)のゴールにより2-2のドローに持ち込んだ。
ベンチで戦況を見守り、ピッチ上の選手たちを鼓舞し続けた長友は「団結力というものはベンチを見ればわかるんじゃないかと思います。僕自身はとにかくみんなを鼓舞して、苦しい時ほど声をかけようと心がけていました」と熱戦を振り返りつつ、これまで8年間積み上げてきたものがあるし、戦術的に立ち返る場所があるので混乱がないですね。戦術の部分でみんなが同じ方向を向けているという部分は大きい」と手応えを口にしている。
過去3度の準優勝を誇り、FIFAランキングで8位と格上のオランダから勝ち点をもぎ取った日本だが、チュニジア代表との第2節を控える中で脳裏をよぎるのは4年前の苦い記憶だ。FIFAワールドカップ2022のグループリーグ初戦、日本はドイツ代表に劇的逆転勝利を飾ったが、続く第2節で格下とコスタリカ代表に完封負け。日本が格上相手に勝ち点を獲得、第2節の対戦相手が初戦で大敗(チュニジアはスウェーデンに1-5で敗戦)と、奇しくも4年前と状況が重なっている。
長友は当時を「ドイツに劇的に勝利した中で自ホッとしたというか、緊張の糸が悪い意味で切れてしまった部分が正直あったと思う。今思えば少しフワッとはしていましたね」と回想しつつ、オランダ戦の引き分けという結果について「結局引き分けですし、良い戦いで終わらせてはダメですね。優勝を目指しているチームなので、オランダ相手にも勝つ力を持っていなければいけないという意味では、評価できるところもあるけど、慢心は絶対ダメ」とコメント。その上で、次のように言葉を続けた。
「前回のカタールワールドカップの時にドイツに勝って、コスタリカはスペインに0-7で負けて、その次の試合で僕らはコスタリカに負けましたけど、シチュエーション的には少し似ている。(板倉)滉にももう一回選手ミーティングをした方が良いというのは僕からも伝えましたが、その時の僕の経験と、もう一回引き締めていこうというのは伝えようと思います」
「気を引き締めないと足元をすくわれる可能性は大いにある。チュニジアに負けてしまうと、スウェーデンは良いチームなので予選敗退もあり得ると思います。本当に危機感持ってやらないといけないですし、初めての選手はカタールワールドカップのことを知らないので、そこは僕らがどうだったというのを伝えたい。僕はブラジル大会を経験しているし、カタールを経験している選手もたくさんいるので大きいと思います」
チュニジア戦は日本時間21日の13時にキックオフされる。
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By サッカーキング編集部
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