[写真]=兼子愼一郎
2028年のロサンゼルス五輪に向け、最初の公式大会となるAFC U23アジアカップ サウジアラビア 2026に挑む大岩ジャパン。その大舞台に向け、今回参戦していたのが、IBARAKI Next Generation Cup2025だ。27日にはU-21 ALL IBARAKIとの決勝が行われ、U-22日本代表は前半から3点を先取。圧倒的な力を見せると、後半にはさらに相手を突き放し、終わってみれば6−1で圧勝。勢いをつけて中東の地に赴けることになった。
この世代のエース格である佐藤龍之介は後半から登場し、左インサイドハーフでプレー。躍動感のある動きを披露した。後半38分には味方のボール奪取からドリブルで前進し、遠目の位置から右足を一閃。ダメ押しとなる6点目を奪うことにも成功し、2025年をいい形で締めくくったのである。
「冷静にゆっくり考えられましたし、シュートはリラックスして打てました」と本人も余裕の表情を見せていた。「この試合は常に100%の力を出すことなく、リラックスしながら、自分が貰うスペースを見てプレーしました。あまり下がりすぎず、おいしい場所で受けて前につなぐことも意識しました」と緩急をつけながらプレーしたことも説明。高度な駆け引きを身に付けたことも、この1年間の成長だろう。
19歳の若武者にとって2025年は目覚ましい飛躍の年だった。FC東京で出番を得られなかった自身を変えるため、ファジアーノ岡山での武者修行を決断。「どういう役割でもやる」と強い決意を胸に新天地での挑戦をスタートさせたのが、全ての始まりだった。木山隆之監督からはシャドーのみならず、両ウイングバックで起用されたが、それを高いレベルでこなしたことで、6月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選で初の日本代表入り。そのマルチな才能を買われ、7月にはE-1選手権にも参戦し、11月には欧州組も合流した日本代表にも招集されている。
「代表に入っただけじゃダメなので、もう一歩先のステージに行くために、もっともっとやらないといけないと思ってます」と佐藤は神妙な面持ちで言う。南野拓実の長期離脱、鎌田大地のケガなどもあり、今の日本代表は2列目アタッカーが手薄。複数ポジションを臨機応変にこなせる佐藤には、来年のワールドカップ行きのチャンスが転がっている状況なのだ。
「W杯へ行こうと思うなら、今年をはるかに上回る活躍が最低ライン。J1でできるのは今年見せられましたけど、次はチームも変わりますし、より難しい中で自分の力を示さないといけない。自分がJの中で突出しているところを見せ続ければいいのかなと思います」
佐藤はこう語ったが、W杯まで半年というこのタイミングでFC東京復帰を決断した以上、古巣で攻撃陣のエース級へと飛躍しなければならない。今季の岡山での実績はJ1リーグ28試合出場で6ゴール。ウイングバックでのプレーが多かったことに加え、2月のU-20アジアカップ、9〜10月のU-20ワールドカップ参戦で欠場した時期があったことを踏まえると、悪くない結果だと言えるだろう。「今年岡山でサイドに入るようになってから、1対1の局面が増えたので、守備やドリブルでも相手に競り勝っていくところが伸びた部分かなと思います」と本人は数字以外の部分でも進化を感じたという。
これを踏まえ、来季のFC東京ではフル稼働した上で、ゴール・アシストといった目に見える数字をグッと引き上げる必要がある。「いろんなポジションができて損はないとは思いますけど、どこかで突き抜けていきたいという考えもある。全てのベースがあって、その上でもっともっと尖った部分をこれから磨いていければいいですね」。佐藤は自らの進むべき道を定めていく時期に来ている。2026年が今後のキャリアを左右する勝負のシーズンになるのは間違いなさそうだ。
夢の大舞台に手をかけるためにも、年明け早々のU-23アジアカップでは圧倒的なインパクトを残したいところ。今大会はシリア、UAE、カタールという中東の強豪国と同組。日本にとっては環境面の難しさもある。27日の決勝でキャプテンマークを巻いた大関友翔が「サウナやお風呂に長く入るといった暑熱対策をしてから試合をしたので、体が重かった」と話していたが、普段は縦横無尽に走れる佐藤もフィジカル的にやや厳しい状況が訪れるかもしれない。
ただ、ワールドカップになれば、大会期間も長く、酷暑の中でより高いパフォーマンスを出さなければいけなくなる。そこを本気で目指している佐藤にとってはいい前哨戦になりそうだ。サウジアラビアで頭抜けたパフォーマンスを見せれば、小野伸二以来の10代W杯戦士誕生も現実味を帯びてくる。千載一遇のチャンスをつかめるか否か。今こそ佐藤龍之介の底力の見せ時だ。
取材・文=元川悦子
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By 元川悦子


