日本代表は24日、AFCアジアカップカタール2023・グループD第3節でインドネシア代表と対戦し、3-1で勝利。試合後、ミックスゾーンに姿を見せたMF堂安律が自身とチームのパフォーマンスについて言及した。
中盤の右サイドで先発した堂安は、試合開始早々の2分にタッチライン側でボールを受けると、カットインからボックス内に走り込む上田綺世にパスを供給。ボックス内の深い位置に入った上田がDFに倒されてPKを獲得し、日本代表の先制点が生まれた。この場面について、堂安は「綺世と試合に入る前から話していた通り。彼の動き出しは、ミャンマー戦のゴールもあんな感じでしたし、そこはアイコンタクトでできるようになってきた」と回想。昨年11月に行われたワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦で自身のアシストから上田がゴールを挙げたシーンを引き合いに出し、良い関係性が構築できていることを強調した。
そして52分には、ピッチ中央で冨安健洋からパスを受けた堂安が前を向くとボールを持ち上がって左サイドの中村敬斗に展開。その中村を追い越して再びパスを受けると、ゴールライン側からのセンタリングがファーサイドまで流れ、上田のゴールにつながった。ゴールを演出した堂安は「名波さんがよくチームに落とし込んでいるクロスオーバーとういか、選手が追い越してのクロス」とコメント。名波浩コーチの名前を出し、チーム内で共有されている動きであることを明かしつつ、「タケ(久保建英)もニアでよくつぶれてくれた。タケがいなければファーに流れていないと思う。全選手がやるべき仕事をした結果かなと思います」と述べ、チームで奪ったゴールであるとの見解を示した。
一方、カウンターから旗手怜央とのパス交換でボックス右に侵入し、左足で決定的なシュートを放つも枠を外した場面については、「あれが決勝ならかなり後悔していますし、このタイミングで良かったと自分に言い聞かせながら今日は休もう。練習しないとなと思います」と語り、気を引き締めた。
また、前線からのプレスを評価されると、「それはベースだと思う。そこを評価されている時点で今までの2試合がどれだけ良くなかったかわかる。全選手がクオリティを出せれば今日のようなゲームはベースであるべき」と主張し、「僕たち出ていない選手が起爆剤になるようにピッチで表現できた」とコメント。その一方で、伊東純也らの名前を挙げて、「途中から入ってきた選手のクオリティの高さは頼もしさしかなかった」とも語り、「あらためて優勝すべきチームだと思いました」との考えを口にした。
次戦は31日(水)20時30分〜、ベスト8の座をかけたラウンド16でグループE首位通過チーム(ヨルダン代表/韓国代表/バーレーン代表のいずれか)と対戦する。
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By サッカーキング編集部
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