なでしこジャパンMF北川ひかる[写真]=Getty Images
なでしこジャパン(日本女子代表)MF北川ひかるがスウェーデン1部BKヘッケンへ移籍したことが19日に発表された。
現在27歳の北川は JFA アカデミー福島、三菱重工浦和レッズレディース、アルビレックス新潟レディースを経て2023年にINAC神戸レオネッサに入団。2023-24シーズンは公式戦27試合に出場し6ゴールを記録すると、パリオリンピック2024(パリ五輪)にもなでしこジャパンの一員として出場し、7月31日に行われたグループC第3節ナイジェリア女子代表戦では左足で直接フリーキックを決めていた。
今月9日に海外移籍への準備のため、INAC神戸レオネッサからの退団が発表されていたが、19日になってスウェーデン1部の強豪BKヘッケンが2026年までの契約を結んだことを発表した。
BKヘッケンは近年のUEFA女子チャンピオンズリーグ(CL)常連クラブで、2023-24シーズンは決勝トーナメントに進出してベスト8入り。ダームアルスヴェンスカン(国内リーグ戦)では3年連続の2位に入っており、スウェーデン屈指の強豪クラブとして知られる。今季は2020年以来の国内制覇と女子CLでの躍進を目指している。
クラブ史上初の日本人選手となった北川は、移籍に際し、BKヘッケンの公式サイトで次のようにコメントしている。
「BKヘッケンという素晴らしいクラブで、初めての海外挑戦ができることを嬉しく思います」
「ダームアルスヴェンスカンで常に上位にいるクラブだと聞いています。このクラブでプレーするのが楽しみですし、女子チャンピオンズリーグでプレーできるのは特に楽しみです」
「クラブ初の日本人として迎えられるのは嬉しいことです。サポーターとコミュニケーションをとって、いい関係を築いていきたいです」
「たくさんの試合に出場して、チームの勝利に貢献したいです。私は攻撃的なサイドバックで、ウイングバックとしてプレーすることもあります。左サイドからクロスを入れて、攻撃の起点になることを得意としています。アシストやゴールを量産してチームに貢献したいです」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト