町田でのデビュー戦でゴールと無失点の結果を残した中山 [写真]=兼子愼一郎
明治安田J1リーグ第27節が17日に行われ、FC町田ゼルビアとジュビロ磐田が対戦。4-0でホームの町田が勝利し、首位をキープした。
2018シーズン以来となるJリーグ復帰を果たし、町田に加入したばかりの中山雄太は4バックの左CBとして早速フル出場。開始200秒でコーナーキックからヘディングでネットを揺らして、Jリーグ復帰&町田での初陣を自らの先制弾で飾った。試合後、中山は「得点、無失点デビューというところでは、今日の試合は出来すぎかなと思います」と喜び、「5カ月ぶりの試合だったので、その中で全力を尽くすところでは、今日まで3日間練習があったんですけど、感覚や試合勘を取り戻す意識でやっていました。今日の試合もあまり良くなかったですけど、ゴールという分では一つ結果として表れて良かったです」と結果を残したことに安堵しつつ、「個人のパフォーマンス含め、周りとの連携も今後良くなってくるしかないと思っているので、今後を見ていただければと思います」と、さらなる向上を誓った。
町田のホームで先制点、さらには無失点と最高のデビューになったが、「次が大事とも強く思っているので、今日だけではなく、次も、その次もしっかりと、優勝に向けて確実なものにしていきたいなと思います」と、切り替えて一戦一戦戦っていく姿勢を示している。
ヨーロッパでの挑戦からJリーグ復帰を果たした27歳の中山。日本代表についても「サッカー選手である以上、どの年齢でも自分は目指すものだと思っていて、その上で選ばれるか、選ばれないかだと思うので。もちろん、ここに来ても優勝争いをする中で、しっかりと自分のパフォーマンスを出して、呼ばれるか、呼ばれないかだと思います」と、思いを新たに意気込んでいる。
By サッカーキング編集部
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