町田加入後初ゴールを挙げた中山雄太 [写真]=兼子愼一郎
2024明治安田J1リーグ第27節の2試合が17日18時から行われた。
FC町田ゼルビア 4-0 ジュビロ磐田
首位の町田は、ホームで磐田と対戦。4分、新加入の中山雄太がコーナーキックに頭で合わせて町田は幸先よく先制する。29分には望月ヘンリー海輝のクロスにエリキが合わせて押し込むと、ハンドが疑われたものの、主審のオンフィールドレビューによって得点が認められる。さらに前半アディショナルタイム2分、左サイドを切り裂いたオ・セフンの折り返しに藤本一輝が合わせて3点目を奪い、町田は3点リードで折り返す。
56分、藤尾翔太のクロスが相手のハンドを誘って町田がPKを獲得する。藤尾が自らキッカーを務めると、ゴール右隅に突き刺して町田がさらにリードを広げる。このまま4点差を守り切った町田が、首位の座をキープした。
鹿島アントラーズ 0-0 浦和レッズ
町田を勝ち点差「3」で追いかける鹿島は、4試合未勝利の浦和と対戦。前半はお互いにチャンスシーンで仕留めきれず、スコアレスで折り返す。53分には浦和のブライアン・リンセンがゴールネットを揺らしたものの、オフサイドの判定で得点は認められない。
その後も一進一退の攻防が続くなか、浦和は74分、井上黎生人がセットプレーに合わせたものの、シュートはクロスバーに直撃。対する鹿島も75分、セカンドボールを回収した仲間隼斗がペナルティエリア手前からコントロールショットを放ったものの、これもクロスバーを叩いて得点には至らない。
81分、柴崎岳のスルーパスに抜け出した仲間がワンタッチで合わせてゴールへ流し込む。しかし、VARによるチェックの結果、仲間がわずかにオフサイドを越えていたとして、ゴールは取り消された。
結局、最後まで両チームが得点を奪えずにスコアレスドローで決着。町田と鹿島の勝ち点差は「5」に広がった。
By サッカーキング編集部
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