ガンバ大阪に所属するMF中村仁郎が松本山雅FCに育成型期限付き移籍することが決定した。7日、両クラブが発表している。
なお、期限付き移籍期間は、2024年8月6日~2025年1月31日までで、同選手は契約により、期限付き移籍期間中にG大阪と対戦するすべての公式戦に出場できない。また、松本での背番号は「25」に決まった。
2003年8月22日生まれで現在20歳の中村は、ガンバ大阪Jrユースや同ユースに所属した経歴を持ち、2022年からトップチームに昇格を果たした。1年目は公式戦14試合に出場したが、昨シーズンは公式戦1試合の出場にとどまったなか、今シーズンは負傷の影響もあり、ここまで出場機会がなかった。
育成型期限付き移籍が決定した中村はG大阪のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「松本山雅FCに育成型期限付き移籍することになりました。シーズンが後半に差し掛かったこのタイミングでの移籍となり、申し訳ございません。約1年間のリハビリを経て、ようやく復帰してから3週間が経ちましたが、現在の自身のコンディションではガンバ大阪に大きな貢献ができないと感じたため、プレーの場を移す決断をいたしました」
「素晴らしい指導をしてくださる監督・コーチの方々、復帰までだけでなく今もなお寄り添い続けてくださるメディカルの方々、今回の移籍を受け入れてくださった強化部の方々、そして、レベルが高すぎる選手の皆さん、本当にありがとうございました。アカデミーから8年半ガンバ大阪に所属してきましたが、初めての移籍となります。松本山雅FCもレベルの高い厳しい環境です。来年、スーパーになって帰ってきます」
そして、加入する松本のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「松本山雅FCの皆さん、はじめまして。ガンバ大阪から育成型期限付き移籍で加入することになりました、中村仁郎と申します。チームがJ2に昇格できるように貢献したいと思っています。約4カ月間、死ぬ気で頑張ります! 応援よろしくお願いいたします。 じろう、と呼んでください!」
By サッカーキング編集部
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