V・ファーレン長崎のFWエジガル・ジュニオ(撮影は2022シーズン) [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
V・ファーレン長崎は17日、FWエジガル・ジュニオと2024シーズンの契約を更新したことを発表した。
エジガル・ジュニオは1991年5月6日生まれの現在32歳。ブラジル出身のストライカーで、2019年に母国のバイーアから横浜F・マリノスへ期限付き移籍加入した。来日直後からセンターフォワードとして定位置の座を掴み、同シーズンは開幕戦から2試合連続ゴールをマーク。第20節ヴィッセル神戸戦での負傷を機にチームを一時的に離脱し、公式戦のピッチに戻ることなくシーズンを終えたものの、最終的には明治安田生命J1リーグ16試合の出場で11得点を記録。横浜FMの15シーズンぶり4度目の優勝に貢献した。翌シーズンも期限付き移籍期間を延長し、横浜FMでプレー。再び負傷に悩まされるシーズンとなったが、明治安田生命J1リーグでは16試合に出場して3ゴールを挙げた。
2020シーズン途中の同年10月には長崎への期限付き移籍が決定。シーズン終盤での加入ながら即座にチームにフィットし、明治安田生命J2リーグ11試合の出場で5ゴールを挙げた。シーズン終了後には完全移籍へ移行。2021シーズンは明治安田生命J2リーグで15ゴール、翌2022シーズンは12ゴールを挙げたが、どちらもチームトップの数字だった。2023シーズンも長崎の得点源として活躍が期待されたが、8月には右半腱様筋腱断裂による手術を強いられるなど、負傷と向き合うシーズンに。最終的には10試合の出場で2ゴールという成績でシーズンを終えていた。これまでに長崎では明治安田生命J2リーグ通算94試合出場34得点を記録している。
契約更新に際し、エジガル・ジュニオは長崎を通してコメントを発表。次のような言葉で2024シーズンに向けた意気込みを明かした。
「V・ファーレン長崎で今年もプレーできる喜びを大きく感じています。 今シーズンは成功の年、自分たちの目標を達成する年になることを信じています!いつも温かいご声援をありがとうございます。近いうちにお会いましょう!」
2023シーズンの長崎は終盤戦までJ1昇格プレーオフ進出の可能性を残していたが、最終的には出場圏外の7位でシーズンを終えていた。来る2024シーズンは、7年ぶりのJ1復帰を目指して戦う。
By サッカーキング編集部
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