V・ファーレン長崎の攻撃陣をけん引するエジガル・ジュニオ(画像は昨季のもの) [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
V・ファーレン長崎は15日、同クラブに所属しているFWエジガル・ジュニオの負傷状況を報告した。
E・ジュニオは6月17日に行われた明治安田生命J2リーグ第21節の大宮アルディージャ戦にスタメン出場し、48分にはゴールも挙げて勝利に貢献したものの、同試合で負傷。以降は欠場が続いていた。今回、長崎はE・ジュニオの診断結果を「右半腱様筋腱断裂」と報告。7月22日の段階で手術を受けており、現在は治療に専念するためブラジルに一時帰国していていることを明かした。合流はシーズンが終盤に差し掛かった10月中旬の予定。なお、全治までの期間は約3~4カ月の見込みと伝えられている。
今回の負傷に際し、長崎はクラブ公式HPを通して「エジガル選手の怪我の完治に向け、チームとしても全力でサポートしてまいります」とコメントを発表。E・ジュニオ自身も復帰を目指し、前向きな声を届けた。
「一日も早くチームの悲願達成に貢献することと V・ファーレン長崎のファン・サポーターの皆様や長崎の街に喜びをもたらす事ができるよう希望と目標を胸に、ブラジルで治療に専念します。いつもクラブとチームのサポートに感謝しています。また、皆様に会える日を楽しみにしています」
現在32歳のE・ジュニオは2019年にバイーアから横浜FMへ期限付き移籍加入。シーズン序盤から不動のセンターフォワードに君臨し、後半戦は負傷の影響で欠場したものの、明治安田生命J1リーグ16試合の出場で11ゴールをマーク。横浜FMの15シーズンぶり4度目の優勝に大きく貢献した。翌シーズンも残留を果たし、明治安田生命J1リーグ16試合出場3ゴールを記録。シーズン途中の2020年10月に期限付き移籍で長崎に加わった。シーズン終了後に完全移籍へ移行。2021シーズンは明治安田生命J2リーグ32試合の出場で15ゴール、昨シーズンは41試合の出場で12ゴールを挙げていた。今季はここまで9試合出場2ゴールを記録している。
長崎は今季の明治安田生命J2リーグ第30節終了時点で13勝8分9敗の成績で勝ち点「47」を獲得。現在は昇格プレーオフ出場圏内の6位につけている。
直近の数シーズンで長崎の攻撃陣をけん引してきたストライカーの離脱が痛手であることに間違いはないが、昇格争いが佳境に差し掛かったシーズン最終盤でピッチに戻ってくることが期待されている。
By サッカーキング編集部
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