[写真]=Jリーグ
「(2019年は)プロになってから一番シュートを打っていないんじゃないですか。ペナルティエリアの中には浮き球しか入ってこないから一番難しかったし、本当にサッカーをしている感覚をあまり持てなかった。今は(いい時期)を思い出しながらやってる感じです。フロンターレに行く前は4点しか取れなかった俺が26点取れたってことは、それだけあのサッカーが自分に合ったわけだけど、ヴェルディではその時と同じことを言ってるし、やっている。だから楽しみで仕方ないですよ」
プロ20年目という節目の年に東京ヴェルディへの移籍を決断した大久保嘉人。今月19日には新天地初の練習試合(国士舘大学戦)でキャプテンマークを巻き、前半45分間をプレー。ゴールこそ奪えなかったものの、最前線でキレのある動きを見せつけた。37歳のベテランFWの鋭い一挙手一投足に、チームメートの澤井直人は「嘉人さんがいるだけでピリッとさせてくれる」と目を見張ったが、練習場に集まった約1500人の観客も同じ感想を抱いたことだろう。
これだけの盛り上がりは近年のヴェルディには見られなかった。同クラブの常勝時代を知るラモス瑠偉氏も駆け付けるなど、Jリーグ通算203ゴールという偉大な記録を誇る点取り屋への期待は高まる一方だ。
「ラモスさんからは『頼むよ』と言われました(笑)。93年のJリーグ発足当初の強さを取り戻してほしいってことなんでしょうね。あの時代は本当にすごかったから。自分もヴェルディを見てJリーガーになりたいと思ってましたからね」
82年生まれの大久保にとって、“黄金時代”は小学校高学年時の記憶だ。ラモスやカズ(三浦知良)、北澤豪らが織りなす華やかなパスワークと高度なテクニックは、発足当時のJリーグで一世を風靡した。当時を知る永井秀樹監督率いるヴェルディは今季も攻撃的かつ魅力的なスタイルを貫こうとしている。堅守速攻型のチームがJ1昇格争いを演じる傾向の強いJ2にあって、主導権を握りながら敵を圧倒して勝ち切るというのは難題だが、今季からは永井監督の明野中学校(大分)時代の恩師・吉武博文コーチが加入。さらに強固な基盤が築かれようとしている。そんな中、大久保もヴェルディの理想とするサッカーを追求すべく、全身全霊を注ぐ覚悟だ。

[写真]=元川悦子
「J1でもここまで攻撃的なサッカーをするチームはない。それをJ2でやろうというのはハードルが高いけど、非常に楽しみです。初めて練習試合をやってみて、自分からボールを要求しなくても来るなという感覚はあった。ユースの子とも一緒にやりましたけど、永井さんが指導していたことが染みついてるので、共通理解がありますよね。ヴェルディには本当にいい選手が沢山いる。若い時からこういうサッカーをやれるのは本当に羨ましいよね」とフィジカル重視だった国見時代との違いに驚いている様子だった。
とはいえ、国見で体得した体力のベースは30代後半を迎えた今、大きな武器になっている。1月10日の始動以降、チームは1回2時間半の2部練を消化しているが、ケガ人が続出する中、彼は全く問題なくここまで順調に来ているのだ。
「正直、足はキツイよ(苦笑)。ずっと走り込みをやってるから。でもそれを抜ければ体は軽くなるから。練習試合も思ったより動けましたね。これだけ早く試合をやることも今までなかったけど、まあまあ動けたし、これから連携もよくなっていくと思う。ケガ人も復帰するだろうし、本当に楽しみですね」
どこまでも前向きで貪欲な男が目指すのは、チームのJ1昇格と自身のゴール量産だ。昨季所属したジュビロ磐田ではわずか1得点。プロ入り後、最低得点数にとどまった。本人も言うように磐田ではほとんどボールが来ず、守備に忙殺されることが多かったが、ヴェルディでは求められる役割が違う。川崎時代のような輝かしい実績を取り戻すことができると確信しているという。
「永井さんは『1試合20本以上シュートを打て』と言ってるけど、このサッカーなら十分できる。自分のゴールも2ケタは行くでしょうね。本気でJ1に上がろうと思うなら、そういう選手が何人か出てこないといけない。1人だけじゃ少ないですよね。去年のアルビレックス新潟を見ても、(昨季J2得点王の)レオナルドが30点近く取っていてもあの順位(10位)なんだから、本当にJ2をナメたらダメですよ」
気持ちを引き締める彼にとってJ2というのは、プロ2年目だった2002年のセレッソ大阪時代以来となる。当時はまだ粗削りだったが、凄まじい勢いでゴールに突き進み、20歳で18得点という数字を叩き出した。当時を思い出して原点回帰を図るとともに、新たな“大久保嘉人像”を確立できれば、2008年以来のJ1復帰、そして名門復活も叶うだろう。
2020年のJ2はこの男の動向から目が離せない。
文=元川悦子
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By 元川悦子


